イベント用３Ｄ映画。
先に見た『スーパー戦隊ワールド』より遥かに面白い。同時製作のせいか、どちらにも和泉史郎が出ているが、ま、それもいいでしょう。
シャドームーンが復活させた怪人が『仮面ライダーＢＬＡＣＫ』、『真・仮面ライダー／序章』、『仮面ライダーＺＯ』、『仮面ライダーＪ』から選ばれているのが往年の＜まんがまつり＞風で良い。しかもＺＯとＪのタッグ（人呼んで「平成のダブルライダー」！）。このシチュエーションをそのまま＜東映スーパーヒーローフェア＞上映作品でやってくれればなぁ。
シャドームーンの回想シーンとして『仮面ライダー世界に駆ける』のフィルムをライブで使用しているので、ＢＬＡＣＫ、ＲＸ、ＲＸロボライダー、ＲＸバイオライダーの４大ライダーも見られるのがおトク。Ｊの巨大化シーンは映画『仮面ライダーＪ』から抜いてるだけなので物足りないけど（３Ｄじゃないから）、予算を考えりゃ仕方あるまい。
またＪ、ＺＯ、ベリーそしてシャドームーンの声はどうやらオリジナルキャストのようだ。『スーパー戦隊』もカクレンジャーの５人はオリジナルだったことを考えると、Ｊはありそうだし、ＺＯも演じた土門廣が同時にもう一本ブルースワットが登場する３Ｄ映画を撮ってるはずだから、これも問題なし。シャドームーンの声も寺杣昌紀で、よく揃えたものだ。
しかしＪがオリジナル・キャストだとすると、望月祐多は『スーパー戦隊ワールド』では、ティラノレンジャーも演じている？

監督：渡辺勝也
脚本：東利彦

1994年

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