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「エアフォース・ワン」
投稿日 : 2002/07/17 23:04
投稿者 Excalibur
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製作総指揮:トーマス・A・ブリス/マーク・エイブラハム/デヴィッド・レスター 
製作:ウォルフガング・ペーターゼン/ゲイル・カッツ/アーミアン・バーンスタイン/ジョン・シェスタック 
脚本:アンドリュー・W・マーロウ 
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
監督:ウォルフガング・ペーターゼン   
 
ハリソン・フォード/ゲイリー・オールドマン/グレン・クローズ 
ウェンディ・クルーソン/リーセル・マシューズ/ポール・ギルフォイル
ザンダー・バークレイ/ウィリアム・H・メイシー/ディーン・ストックウェル 
ユルゲン・プロフノウ/フィリップ・ベイカー・ホール

1997年
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Re: 「エアフォース・ワン」
投稿日 : 2008/03/06 17:26
投稿者 久保田r
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 米国大統領専用機”エアフォースワン”を舞台とした地上30000フィート・アクション映画。米国大統領役をハリソン・フォードが演じ、ハイジャック犯グループに対したった一人で勇敢に戦い抜く。

 とにかく矢継ぎ早の展開で、目を離す間を許さないほどアクション・シーンが連続する。気がつくと早くもエンディングに近い時間になっているほど、アクションの密度が濃い。ハラハラドキドキの2時間をたっぷりと味わうことができる。

 ストーリーのベースとなっているのはアクションで、広いエアフォースワンの中で大統領が知恵を働かせてあの手この手でハイジャック犯と戦う。大統領が戦う背景には政治的事情があり、ハイジャック犯に捕まっている家族の安否を気にかけながら、併せて政治的なことをも考えねばならず、何とも多難で気の毒な大統領の孤独な戦いが描かれている。

 と、書くといかにも格好良い大統領だが、飛んでる飛行機の中から携帯電話で本国と連絡を取り、F-15にエアフォースワンを攻撃させるなど、飛行機のアクションもあり、ドイツの空港での無茶苦茶なタッチアンドゴーや、空中給油機の爆発や、ミグとの交戦など、派手な飛行機アクションも展開されている。

 音楽がよく出来ていて、ともすると一本調子になりがちなアクション続きのシーンを、自然と見る者の気持ちを動くように働きかけている。また、ところどころに印象に残る台詞があり、これらの台詞がこの映画を印象づけていたように感じられた。「大統領は人間ではない。その存在だ」という厳しい台詞には頷くべきものがあったし、ラストの「救援機は、コールサインを変更します。新しいコールサインは、エアフォースワン!」には、このたった一言で映画を印象づける爽やかな感動がこもっていた。
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戦う大統領
投稿日 : 2002/07/17 23:06
投稿者 Excalibur
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アクション俳優としては最適とは言えず、大統領役者としても勿論ベストではないものの、アクションもやる大統領ということになるとこの人、ハリソン・フォードがベターな選択ということになるのだろうか。内容は大統領版空の『ダイ・ハード』といった趣きで、リアリティなんぞはかなぐり捨てたお馬鹿映画。超大作の風格もあって、見ていて燃える2時間である。しかも犯人役のゲイリー・オールドマンはさほど出番が多くなく、副大統領グレン・クローズは一度も同一画面に絡まないので、珍しくハリソン・フォードが脇に食われていないのは特筆もの。
ところで『パトリオット・ゲーム』と『今そこにある危機』の2作でフォードが演じたジャック・ライアンは、以降のシリーズで大統領に就任することになるが、もしこれが映画化されてフォードが演じたならばきっとこんな具合だろう。<ジャック・ライアン・シリーズ>のファンならば、そういう楽しみもある。
ちなみに本作で音楽を担当したジェリー・ゴールドスミスは、解雇されたランディ・ニューマンの代打として三週間で仕上げたとのこと。時間がないためにジョエル・マクニーリーも助っ人参加で追加で作曲しているそうだが、やはりプロの仕事である。
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