原作：石ノ森章太郎
脚本：井上敏樹
製作：福湯通夫／泊　懋／早河　洋
企画：鈴木武幸／木村純一／石井　徹／東　聡／河内　進／福中　脩
スーパーバイザー：小野寺章
プロデュース：白倉伸一郎／武部直美／中曽根千治
音楽：丸山和範／渡部チェル
監督：田崎竜太

須賀貴匡／松田悟志／杉山彩乃／加藤夏希
涼平／荻野　崇／久遠さやか／栗原　瞳
弓削智久／菊池謙三郎／角替和枝／津田寛治

2002年

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劇場版以外、真司は、優衣が２０才になると消えてしまう「原因を知らなかった」。

ＴＶ版のラスト話（Ｈ１５．１．１９放映）をみると、
最後のライダーとなったナイト＝蓮が恵里さんを救う願いが、
かなえられたことを見ると、最後に生き残ったライダーは、
どうやら、「本当に」願った望みはかなえられるようである。

劇場版のラスト、最後のライダーとなった真司（「原因」を知っている）
が、過去の時点から神崎兄妹がずっと仲良く暮らせるように願ったのではないかと。

何回かのバッドエンドを経て、やっと「無間地獄」のループを抜け出す「鍵」を見つけ出した劇場版にて、ようやく物語は完結した。（のかと・・・）

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ビデオ・レンタルが始まったので、ＴＶシリーズ最終回に先駆けて再見（セル版のリリースは最終回放映後になる）。”最終回先行映画化！”というコピーとは裏腹に、結局はこの作品、アナザー・ストーリーになってしまったようだ。シリーズとの直接のリンクはまず望み薄。まぁ予想出来たことではあるが。これで優衣が死ぬこの映画版、蓮が死ぬＴＶスペシャル版、更にシリーズ版と三者三様の結末となるが、ある意味詐欺でもある。
それにしても密度の濃い映画だ。カットされたシーンも決して少なくないだろう。人気を背景にして、前作『アギト』のような長尺版（ディレクターズ・カット？）のリリースにも期待したい。

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空前の大ヒットとかで・・・。子供が飽きないようにとどんどん場面は変わる、戦う。CG使いまくり？の勢いで観てしまうのかしら？
内容は、テレビでは他のライダーがメインになりつつあるけど、やっぱり主役は龍騎よっ！ってことかなあ(笑)
謎解きになっているようで、なんだかさっぱりわからなかったです。観終わったあと疑問が次々出てくるのは何故？テレビですっきりするのでしょうか？
リュウガが現実世界に出て来たことで、他のモンスターも出て来れるようになったという事らしいですが、その辺は描かれてないですね。
神崎士郎の目的は本当に『命』だったのかしら？
優衣ちゃん、守ってくれる様に描いたモンスターたちに、エイは描かないでしょう。普通(苦笑）変な子供だったのね。
えーっと、疑問だらけになっちゃうので、この辺で。

今の人気ぶり、変身前のカレンダーが出たり、写真集が出たりしてるの見るとちょっと複雑な気持ちの「クウガ」ファンでした(泣)

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★やっぱり主役は龍騎とナイト、ということなのかな。最後まで生残りました。
☆最初に死ぬのは王蛇。案外あっけなくやられちゃったかなぁとも思うけど、あんなもんかな。
★逆にリュウガの強さを強調してるんだよ。浅倉としてはなかなかしぶといし。
☆ゾルダの脱落はどう？一人くらい死なないライダーがいてもいいよね。
★戦いでは死なないけど、実際はもう余命幾許もないわけでしょ？令子さんとの絡みも含めて、もうちょっと余韻が欲しかったな。
☆ディナーへ行く途中で倒れて息をひきとるとか。それをずっと待ってる令子のカットで終わらせる、なんて。
★吾郎ちゃんとももう１シーンか、せめてもう１ショット欲しい。霧島美穂の最期もそうなんだけど。
☆そうかな、あれはあれで良かったと思う。ただ都会の雑踏の中で、本当に誰一人見向きもしないかねぇ、あんな美人が倒れてるのに(苦笑)。
★美穂は良いキャラだったね。靴ヒモ結んで欲しいなー。
☆そして最後のライダーがリュウガ。こいつが正体不明ですな。
★ミラーワールドの真司だとハッキリ示されても「はい、そうですか」とすんなり納得出来るわけじゃないし。
☆そもそもミラーワールドって何なのよ？あのモンスターは全て優衣の創作なの？
★子供の頃からモンスターが見えるとかいう話がＴＶであったはずだから、契約出来るモンスターだけなんじゃない？
☆それに何で鏡の中へ入れるわけ？　そしてもう戻れないとか、生命をあげるけど２０歳の誕生日までしかもたないとかって唐突すぎる。
★それを言うなら「最後に残ったライダーだけが何でも叶えられる力」自体に根拠がないよ。なんだか『ネバーエンディング・ストーリー』みたいな世界観なのかなぁ。ミラーワールドはファンタージエン？
☆ＴＶであれだけ伏線張りまくってるのが、何の意味もないというのも凄いよな。全ては約束をすっぽかした真司が悪いってことで(爆)。
★映画だけ見る人には親切だけど(苦笑)、ＴＶをずっと見てる人には不親切だよね。伏線から何から全て映画の中だけで見せるというのは。
☆これでＴＶとどうリンクさせるかだよね。１年間見てきた最後がこれじゃ、あまりにも救いがなさ過ぎる。
★オーディンが出て来ないのも気になるし。あれって神崎士郎っぽいんだけど、どうなってるんだろう？
☆オーディン＝リュウガとも解釈しにくいし。となると、オーディンの「タイムベント」で時間に分岐点が出来ちゃったということかな。
★いわゆるパラレルワールドってことですかい。優衣が死なない未来がＴＶ版？そのための時間修正？
☆ずるいけど、そう考えればとりあえず納得出来る・・・かな。
★脳内補完が必要だね。でも最後の蓮のセリフは良かったな。「オレには友と呼べる存在がいなかった」という奴。
☆蓮が１年かけて真司を「友」と認める。これが『龍騎』という物語なのかもね。でもそれじゃラストが『ガメラ３』みたいなのはどうなのよ。
★え、あれで終わり？って思ったもんね。これからＴＶを見続けていくと、「ああ、なるほど」と思えるのかなぁ？

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★見せ場は充実してるし、あれよあれよという間にどんどん展開して行くから面白かったけど、後で振り返ると納得してたのかな〜(苦笑)。強引に楽しまされたという気もしないではない。
☆ＴＶシリーズに先駆けての「最終回先行映画化」というのは、実は『ウルトラマンコスモス２』も同じなんだけど(爆)、半年も早いのは画期的。ただ、それが成功か失敗かはＴＶが終わるまで保留したいな。
★ラスト・シーンを先に見せて、それから時間軸を遡って展開するというのは良くある手法だけど、それとはちょっと違うね。
☆ＴＶからの引きが殆どなくて、出てくるライダーも龍騎、ナイト、ゾルダ、王蛇という現在のレギュラー陣に加えて、新登場のファムとリュウガの６人だから、今のＴＶ版から直結させることも出来ちゃう。
★何故神崎士郎がライダー同士のバトルを仕組んだのか、といった謎解きもしてしまっているので、これならもうＴＶは見なくていいかな、という気にもなってしまう。極端なことを言えば、１・２話の後にいきなり映画版を見たっていい。「承」と「転」がなくて「起」と「結」だけでも話はわかる。
☆今後の展開の売りとしては当然新ライダーの登場があるんだけど、これでライダーは１０人（龍騎、ナイト、シザース、ゾルダ、ライア、ガイ、王蛇、オーディン、ファム、リュウガ）出てきたので残りは３人。でもその連中は、どうせ最終エピソードまでにはバトルから脱落してるんだしね。
★勿論それは承知の上での映画化だろうから、ＴＶでもまだまだ色々な仕掛けはしてくるだろうし、まだ「全ての謎」が明らかにされたとは思いたくない。ただその結果、この映画版ストーリーを否定することにならなけりゃいいけど。
☆「いくつかある＜未来の可能性＞の一つを映画にしました」とも受け取れるけどそれならズルいし、かといって映画直前のエピソードまででＴＶが終わったら、それはそれでイヤだしなー。この映画版を再構成してＴＶの最終回にすることはないのかな。
★ファムとリュウガが映画限定と言っているから、それはないんじゃない？でもこのラスト・シーンを念頭に置くと、これからＴＶを見るのが辛いね。
☆うん。ちょっと「救いのない物語」だからなぁ。

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