トップページ > 記事閲覧 
「007/私を愛したスパイ」
投稿日 : 2002/08/24 22:59
投稿者 Excalibur
参照先
製作:アルバート・R・ブロッコリ
監督:ルイス・:ギルバート
原作:イアン・フレミング
脚本:クリストファー・ウッド/リチャード・メイボウム
音楽:マービン・ハムリッシュ

ロジャー・ムーア/バーバラ・バック/クルト・ユルゲンス
リチャード・キール/キャロライン・マンロー/ウォルター・ゴテル
ジョフリー・キーン/バーナード・リー/デスモンド・リューウェリン/ルイス・マックスウェル

1977年
記事編集 編集
シリーズ立て直しの傑作
投稿日 : 2002/08/24 23:00
投稿者 Excalibur
参照先
英国とソ連の潜水艦が相次いで消息を断った。東西両陣営は互いに疑い、英国は007=ジェームズ・ボンドを、KGBはトリプルX=アニア・アマソワを調査の為派遣した。だが全ては潜水艦に搭載された核ミサイルを使い、世界支配を目論む海運王ストロンバーグの計画だったのだ。ボンドはアニアと協力してストロンバーグの計画を阻止しようとする。
ボンド役はこれが3本目となったロジャー・ムーア。シリーズ10本目の記念作品で、ムーア=ボンド最大のヒットともなった。シリーズ総括的要素も多く、冒頭のスキー・アクションは『女王陛下の007』で、ソ連の女スパイとの共闘は『ロシアより愛をこめて』(列車内でのアクションもあり)、中盤の海中戦は『サンダーボール作戦』だし、拿捕・監禁された英米ソの潜水艦の乗組員を救出してのクライマックスは『007は二度死ぬ』だなぁ、などと考えるのも楽しい。またスタッフも、かなり意図的にセルフ・パロディを取り入れているようだ。
この作品あたりから決定的にシリーズから離れたというオールドファンも少なくないと聞くが、実はシリーズでも上位にくる傑作。偏見抜きに娯楽作として楽しんで欲しいものだ。バーバラ・バックが凄腕のスパイに見えないのが難点だが。
記事編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント





- WEB PATIO -