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「アマデウス <ディレクターズ・カット>」
投稿日 : 2002/09/19 06:12
投稿者 Excalibur
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監督:ミロシュ・フォアマン
製作:ソウル・ゼインツ
原作・脚本:サー・ピーター・シェファー
製作総指揮:マイケル・ホーズマン/バーティル・オールソン
指揮・音楽監督:サー・ネビル・マリナー

F・マーリー・エイブラハム/トム・ハルス/エリザベス・ベリッジ/サイモン・カロウ/ロイ・ドートリス
クリスチーヌ・エバーソール/ジェフリー・ジョーンズ/チャールズ・ケイ/ケネス・マクラミラン/ケニー・ベイカー
リザベス・バートレット/バーバラ・ブリン/マルチン・カバーニ/ロデリック・クック/ミラン・デムヤネンコ
ピーター・ディゲス/リチャード・フランク/パトリック・ハインズ/ニコラス・ケプロス

2002年
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感動も新たに――
投稿日 : 2002/09/19 06:14
投稿者 Excalibur
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アカデミーを始め各賞総なめだった『アマデウス』に、20分の未公開シーンを追加した<ディレクターズ・カット>版。単にシーンを追加しただけではなく細かく編集もし直しているようだが、オリジナル版はリアルタイムで見ているだけなので正直言って細かい部分は覚えていない。ただ物語の運びはスムーズになったように思えるし、ただの「変人」にしか見えなかったモーツァルトの人間性もより強調されているようだ。殊に復元されたシーンで大事な意味を持つのは、モーツァルトの妻コンスタンツェが夫に隠れてサリエリの元へ、音楽教師に推薦して欲しいと直接頼みに行くシーンだろう。追加されたシーンには、サリエリがコンスタンツェに、その代償を求める部分がある(サリエリは神に対して純潔の誓いを立てているのに!)。それを受けてコンスタンツェはサリエリに身を任せようとするのだが、サリエリはそんな彼女を追い返してしまう。それがラストシーンでの、コンスタンツェのサリエリへの冷たい態度の伏線になっているのだが、これはオリジナル版ではわかりにくい部分だ。音楽とのシンクロ具合もより高まっているようだし、三時間の長尺になったとはいえ、より楽しめるのはこの<ディレクターズ・カット>版ということになる。
因みに前回投稿した『アマデウス』オリジナル版へのレビュー原稿は、公開当時に見た時のもの。多少表現を改めはしたが、今回の感想も基本的には変わらなかったのでそのままとした。
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