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「美女と野獣 <ラージ・スクリーン・フォーマット>」
投稿日 : 2002/10/19 23:05
投稿者 Excalibur
参照先
監督:ゲイリー・トゥルースデイル/カーク・ワイズ
製作:ドン・ハーン
製作総指揮:ハワード・アシュマン
脚本:リンダ・ウルバートン
作詞:ハワード・アシュマン/アラン・メンケン
作曲:アラン・メンケン

(声)
伊藤恵理/山寺宏一/あずさ欣平/松本宰二/若江準威知
福田公子/山口淳史/熊倉一雄/中丸新将

2001年
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色褪せない名作の息遣い・・・
投稿日 : 2002/10/19 23:06
投稿者 Excalibur
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公開10周年を記念してアイマックス・シアター用に作られた<ラージ・スクリーン・シネマ特別編集版>(と実際の画面ではタイトルに併記されている)。それにしても早10年とは驚きで、作品そのものはまるで色褪せておらず、今日のディズニー・アニメを支える原動力となった作品のパワーは未だ健在である。
さて、オリジナルのフィルムをただブローアップしただけでは、アイマックスの大画面に耐え得る作品とはなり得ない(小さなゴミやキズでさえ、かなり大きく映し出されてしまうから)。そこでデジタル化してコンピューターに取り込み一コマずつ丹念にチェックし、一年以上の歳月を費やして細かい部分の追加と修正を続け、そしてアイマックス用フィルムへの移植作業を行うことになった。更に、オリジナル版製作時には実現出来なかったシーンを、やはり一年近くかけて新規に製作して挿入するなど、単なるリバイバル公開以上の手間暇がかけられている。そしてようやく完成したこの<スペシャル・エディション>は、オリジナル版よりも画質音質共に向上し、当初の構想通りの形を整えた文字通りの「決定版」と呼べる出来映えになっている。
なお、アイマックスシアターでの上映ということから日本語吹替版のみの公開となったが、追加シーン(といってもミュージカル・シーンなので歌だけだが)以外は一切追加アフレコは行われなかったようだ。歌唱力優先のキャスティングのせいなのか、ベルやガストンの台詞回しが当時から気になっていたのだが今回もそのままなのが少々残念。歌と台詞は別キャスト、という2人一役の例もあるのだが(ルミエールなど)、主役ということもあって回避されたのだろうか(後の『アラジン』以降では珍しくなくなるのだが)。私はこの作品で「山寺宏一」の名前を意識したが、ディズニー作品において主人公の「声」(歌も含めて)に、歌手でもなく舞台畑出身でもない若手声優が抜擢されたのは異例だろう。
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