長らく低迷していたディズニー・アニメ起死回生の一本で、ヒロインのアリエルも白雪姫やオーロラ姫、シンデレラといったディズニー歴代プリンセスに比肩し得る魅力を持っている。
苦手とされる海（水）の表現にも見るべきものがあるが、特筆すべきはハワード・アシュマンとアラン・メンケンのコンビが手掛けた音楽の素晴らしさだろう。アカデミー賞も受賞した主題歌も、息の長いヒットとなった。
ただ、いくらファミリー向けとはいえ、基となったアンデルセンの童話と違いハッピーエンドにしてしまったのは如何なものか？　それはそれで楽しいのだが、やはり悲劇でこそ「人魚姫」だと思うのだが・・・・？

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確かにハッピーエンドというのは私もちょっと……
でも、それでこそディズニーだと思います。
ディズニーで悲劇だったらそれこそ違うな〜なんて思います。

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製作：ハワード・アシュマン／ジョン・マスカー
原作：ハンス・クリスチャン・アンデルセン
脚本：ロン・クレメンツ／ジョン・マスカー
音楽：アラン・メンケン
監督：ロン・クレメンツ／ジョン・マスカー

（声）
ジョディ・ベンソン／パット・キャロル／サミュエル・Ｅ・ライト／ケネス・マース
バディ・ハケット／クリストファー・ダニエル・バーンズ／サム・ライト／ジョイソン・マリン

＜吹替版＞
鈴木真弓／久米明／上條恒彦／大友大輔／森公美子／井上和彦
肝付兼太／河東澄士／森山周一郎／水島裕／八奈見乗児

1989年

ビデオ題名　『リトル・マーメイド』

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