トップページ > 記事閲覧 
「ディープ・インパクト」
投稿日 : 2002/11/20 23:01
投稿者 Excalibur
参照先
製作:リチャード・D・ザナック/デヴィッド・ブラウン
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ/ジョアン・ブラッドショー/ウォルター・パークス
脚本:マイケル・トルキン/ブルース・ジョエル・ルービン 
音楽:ジェームズ・ホーナー
監督:ミミ・レダー

ロバート・デュヴァル/ティア・レオーニ/イライジャ・ウッド/ヴァネッサ・レッドグレーヴ
マクシミリアン・シェル/リリー・ソビエスキー/モーガン・フリーマン/ジェームズ・クロムウェル

1998年
記事編集 編集
決して嫌いな作品ではないのだが・・・
投稿日 : 2002/11/20 23:02
投稿者 Excalibur
参照先
『地球最後の日』のリメイクと、アーサー・C・クラークの小説『神の鉄槌』の映画化のドッキング企画だが、内容はそのどちらでもなくクレジットもなし。まぁ権利を押えておけば、後で盗作だなんだと騒がれないってことだろう。
さて、『ピースメーカー』それに今回の『ディープ・インパクト』と、ドリームワークスSKGの超大作を2本任された新鋭監督のミミ・レダーだけど、はたして彼女は才能ある監督なんだろうか。確かに『ディープ・インパクト』のシナリオは、伏線も何もなく先読み出来る決して誉められたものではない。冒頭の天文学者の事故死は何の意味も持たない(ホントはタイムサスペンスを盛り上げるつもりだったんだろうけど)し、淡々としていて人間関係もさっぱりしている(群像劇の中の個々のパートは悪くないんだが)。善人ばかり出てくるのでパニック映画らしさはまるでない(一人ぐらい利己的なヤツがいてもいい。みんな自己犠牲精神に溢れたヒューマニストばっかりだ)。そうはいっても、このシナリオをさらっと流した演出力というのは・・・? 『ピースメーカー』でも面白そうなストーリー、アイディア、キャラクターなのにさっぱり盛りあがらない結果だったことを考えると、この監督の力量にはまだまだ疑問符が付きそうだ。
まぁこの手の作品はストーリーが少々ヤワでも、スペクタクル描写が命。SFXが凄ければ許せるものだが・・・うーん、確かに凄い画が目の前には展開されてはいる。でも自己主張はしない、大人しいのだ。天変地異の場面などせっかくの見せ場なのに、こちらも淡々と描写されてしまう。だから狙ったほどの迫力がない。それにこの見所殆どは、そっくり予告編でお目見え済み・・・。
ということで結論。内容は好きだけど、出来は悪くてつまらない作品。予告見るだけで充分。少なくても「深い衝撃」なんつーものはまるでなく、同工異曲の『アルマゲドン』の方がハッタリが効いている分だけ楽しめる。
記事編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント





- WEB PATIO -