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「ハリーとヘンダソン一家」
投稿日 : 2002/12/04 23:18
投稿者 Excalibur
参照先
製作・監督:ウィリアム・ディア 
脚本:ウィリアム・ディア/ウィリアム・E・マーティン/エズラ・D・ラパポート
音楽:ブルース・ブロートン

ジョン・リスゴー/メリンダ・ディロン/ドン・アメチー
マーガレット・ラングリック/ジョシュア・ルドイ/ケヴィン・ピーター・ホール
デヴィッド・スーシェ/レイニー・カザン/M・エメット・ウォルシュ

1987年
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心優しく、心温かく
投稿日 : 2002/12/04 23:19
投稿者 Excalibur
参照先
TVシリーズ『世にも不思議なアメージング・ストーリー』の一挿話「パパはミイラ」で演出手腕を認められたウィリアム・ディアが、スピルバーグのバックアップを受けてアンブリン・エンターティンメントで撮った劇場用映画。ただしスピルバーグはおろか、そのパートナーのフランク・マーシャルやキャスリーン・ケネディの名前もクレジットされてはいない。
キャンプからの帰り道に巨大な生物をはねてしまったヘンダソン一家は、それが伝説のビッグフットだと思い死体を家へと運ぶ。実際には気絶していただけだったビックフットはヘンダソン家で一騒動起こしてしまうが、本当は心優しい生物だとわかり、ハリーと名付けられ家族の一員となる。ところがかねてからビッグフットを狙っていたハンターに、ハリーの存在が知られてしまう。一家はなんとかハリーを山へ帰そうとするのだが――。
このストーリーを一言で表現するならば、”ビッグフット版『E.T.』”。それ以上でもそれ以下でもない、と言ってしまえば身もフタもないが、脚本・演出共に良く練られた良質のファミリー・ピクチャーで、『グレムリン』のような毒のない分、より万人向き。人間以上に人間らしい豊かな表情を見せるハリーの”演技”にも注目である。エンディングもさらっとしていて後味も悪くない。
コワモテのイメージの強いジョン・リスゴーが、良きお父さんぶりを充分に発揮。クリーチャーに負けない存在感は流石ですな。
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