「オールド・ルーキー」
投稿日 | : 2002/12/14 18:02 |
投稿者 | : F20! |
参照先 | : |
監督:ジョン・リー・ハンコック
出演:デニス・クエイド、レイチェル・グリフィス
封切:2003年1月
HP:http://www.disney.co.jp/movies/rookie/
って、@ぴあの試写会が当たったんで見に行ったんです。
はじめの予告がやけにデズニ作品多かったなぁ、と思ってたんですが、
デズニの配給作品だったんですな。
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高校の理科教師だった男が、
35歳でメジャーリーグ史上“最年長ルーキー”となった実話で、
その男ジム・モリスと、彼の夢を支えた家族の絆を描いた作品。
ジム・モリスは一度は夢を諦めようかと迷いながらも、
苦難を乗り越え、ついに憧れのメジャーリーグでデビューを果たした。
デビル・レイズに1999年から2年間在籍し、
157キロの速球を投げるリリーザー(救援投手)であった。
小説のような本当の話でジム・モリスの自伝が原作。
詳細な内容はまだ封切られてないので、また後日。
感想は感動ものであることは確かなので、
野球が好きで感動したい人はいかが?
”ヒーロー誕生に秘められた、感動の実話”
投稿日 | : 2003/02/13 22:15 |
投稿者 | : Excalibur |
参照先 | : |
一度は夢を諦めた男が再び挑戦、そして遂に夢を叶える――という出来過ぎのストーリー、それがこの映画だ。メジャー・リーグ史上、最年長ルーキーとなったジム・モリスの実話が基になっている(当時35歳)。といってもそんなに「昔話」ではない。1999年というから、つい数年前の出来事だ。僕自身も当時の大リーグ中継などで、このジム・モリスの名前、経歴は耳にしたことがある。
メジャーを目指したものの肩を痛めてリタイヤ、その後は高校の教師として、そして弱小少年野球チームのコーチとして生活していたジム。その彼が、若い頃にさえ投げられなかった156キロもの豪速球投手として再生していたことがまず第一の奇跡。そして弱小チームを発奮させるために「地区優勝したらプロの入団テストを受ける」と子供たちに約束してしまい、あろうことか彼らが優勝してしまったことが第二の奇跡。更にメジャーの入団テストを受け合格した彼が、メジャー・リーグのマウンドに立ってしまう・・・実話だと断りを入れなければ、到底ついて行けないご都合主義のストーリーだが、主演のデニス・クエイドの好演もあって素直に感情移入出来る作品となっている。野球経験はないと語るデニス・クエイドは、ジム・モリス本人とは似ても似つかない風貌の持ち主。だがタフなアメリカン・ドリームの体現者としては説得力のあるキャスティングだったのではなかろうか。
結局夢の大舞台には立ったものの、ジムはメジャー・リーガーとしてはさほどの実績は残せなかった。映画は夢を叶えた瞬間をクライマックスにし、その後は描かずに終わる。「人生を二回生きた男」――奇跡の物語はこうして伝説となってゆく・・・・・・。
作品データ