トップページ > 記事閲覧 
「さくや/妖怪伝」
投稿日 : 2003/06/19 21:10
投稿者 Excalibur
参照先
宝永四(1707)年、霊峰・富士の大噴火により神々の封印は破られ、地の底より悪しき妖怪が地上に溢れ出た。この事態を打破すべく幕府は、妖怪を切ることの出来る唯一の妖刀”村正”を持つ一人の少女に密命を下した。彼女の名は、公儀妖怪討伐士・榊咲夜。だが”村正”には、妖怪を討つ度に使い手の魂を食らうという恐るべき秘密が・・・。
主演の安藤希は『ガメラ3』でデビューした新人。殺陣や科白廻しはまだまだだが、目に力がありキリっとした表情が様になる美少女。時折見せる穏やかな表情とのギャップもまた魅力的だ。その彼女のサポートをする二人の忍者を演じた逆木圭一郎の飄々とした味と、嶋田久作の厳格さも丁度良いアンサンブル。出番僅かながら咲夜の父・榊備前守芳明を演じた藤岡弘と井伊大老役の丹波哲郎は流石の存在感を示したが、圧巻なのは土蜘蛛の女王を演じた松坂慶子。妖艶な悪の大ボスでありながら、同時に穏やかな母性をも感じさせ、からくり仕掛けの中でもきっちりとした演技が出来ることを証明している。時間も予算も厳しい中で、よくぞ頑張ったという快作時代劇だ。
記事編集 編集
作品データ
投稿日 : 2003/06/19 21:11
投稿者 Excalibur
参照先
製作代表:福島真平/鈴木修美
プロデューサー:大戸正彦/大塚博史/桜井勉
脚本:光益公映
音楽:川井憲次
特撮技術統括:尾上克郎
特技監督:樋口真嗣
原案・監督:原口智生  
 
安藤希/嶋田久作/逆木圭一郎/黒田勇樹/絵沢萠子
塚本晋也/石倉英彦/吉田桂子/山内秀一/語り:竹中直人
丹波哲郎/藤岡弘/松坂慶子

2000年
記事編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント





- WEB PATIO -