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「トレジャー・プラネット」
投稿日 : 2003/08/04 21:50
投稿者 みずよ
参照先
宇宙を舞台にしての「宝島」。
親子の絆を描いてるアニメって、久しぶりに見たなあ。
ディズニーアニメって表情豊か。案じたり、すねたり、戸惑うしぐさが上手い!

「21エモン」だとか「光子帆船スターライト/オーディーン」だとか、
命綱がほんとに縄ってどーゆーこと?とか、つっこみどころ満載なんですが、
それで切り捨てるにはもったいない映画です。

家族を捨てて出ていた父親にショックを受け、立ち直れずにいる母親思いの
15才の少年が主人公。帰る場所を持っている、待っててくれる人がいる、
ハッピーエンドが約束されている物語。
(物語の最初のほうで家自体は燃やされちゃってますが)

シルバーを通して家族を捨てて出ていった父を許し、自分が更正することを信じ
待っていてくれてた母に報いるという実に親孝行なストーリー。
もちろん「子を思う親の気持ち」「親を思う子の気持ち」こそが至宝なのです。

パンフレットのなかで、主人公ジムの声を演じた加藤晴彦さんが
「自分の母親に見てもらいたい」と書いていますが、わかります。
これを息子に見るよう薦められたら母親は感激しますよ。
だって、ちょっと斜めにかまえてはいるけど、ジムって働き者のいい子なんだもん。

子供が見て面白いかは疑問です。
子供に見せたい映画じゃなくて、これから親になる人たちに
「こういう親思いの子供に育てろよっ」ってハッパかけてる映画だ。と思いたいです。

ところで、私の行った映画館では吹替版しか上映していませんでした。
加藤さんの声はちょっと聴き取りにくかったですが、そこがかえって若者っぽくて自然でした。
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食わず嫌いだったけど、案外いけるかも。
投稿日 : 2004/04/25 00:16
投稿者 Excalibur
参照先
スティーブンソンの『宝島』をSFに仕立てた、「トレジャー・アイランド」ならぬ「トレジャー・プラネット」を探す冒険活劇。宇宙を翔ける帆船のビジュアル・イメージは美しく、「あれ、『宝島』ってこんなお話だったっけ?」と思いながらも楽しく拝見した。
一時間半程度なのであっさりと目的地に着いてしまうのと、小道具や設定などせっかく宇宙を舞台にしながら上手く生かされていないのが残念。総じてキャラも魅力薄だし。
そんな中でも父親を知らずに育ったジム少年と、孤独な老海賊シルバーの不器用な友情というか、擬似親子関係は上手く出ていたように思う。
公開当時はあまり食指が動かずに見逃したが、やっぱり大画面で見ておくべきだったかな、とちょっぴり後悔。ちなみに今回はわざわざ(?)字幕スーパー版のビデオを探し出して見たのだが、そのうち吹き替え版でも見てみようかな。主役は兎も角、脇役陣の顔触れには興味津々。
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作品データ
投稿日 : 2004/04/25 00:15
投稿者 Excalibur
参照先
製作・監督:ジョン・マスカー/ロン・クレメンツ
原作:ロバート・ルイス・スティーブンソン
アニメーション・ストーリー:ロン・クレメンツ/ジョン・マスカー/テッド・エリオット/テリー・ロッシオ
脚本:ロン・クレメンツ/ジョン・マスカー/ロブ・エドワーズ
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
製作:ロイ・コンリ

(声)
ジョセフ・ゴードン=レヴィット(加藤晴彦)/ブライアン・マーレイ(若山弦蔵)
エマ・トンプソン(小林聡美)/デヴィッド・ハイド・ピアース(稲葉実)
マーティン・ショート(山寺宏一)/ロスコー・リー・ブラウン(郷里大輔)
ローリー・メトカーフ(佐々木優子)/マイケル・ウィンコット(大友龍三郎)
パトリック・マクグーハン(飯塚昭三)/トニー・ジェイ(津嘉山正種)

2002年
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