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「風雲児 長者番付に挑んだ男」
投稿日 : 2008/11/04 16:15
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:石橋興
プロデューサー:水野純一郎、辰巳佳太
エグゼクティブプロデューサー:三浦知義
制作総指揮:村上和彦
原案:村上和彦
脚本:村上和彦、白土勉
撮影:渡邊伸二

<出演>
美木良介/国分佐智子/雛形あきこ/板尾創路/加納竜/岸本祐二/小西博之/井上晴美/街田しおん/山崎真実/モロ師岡/早瀬久美/東てる美/鈴木宗男/ガッツ石松/浅香光代/淡路恵子、他

<ストーリー>
風俗に勤める女性のヒモとして自堕落な生活を送っていた浅岡裕二は、着物の営業の仕事に就くも上司を殴って再び無職に。それから一念発起して自ら着物販売の会社を興し、徐々に売り上げを伸ばすが、脱税で逮捕。その後、表舞台すなわち長者番付で1位になることを目指し、住宅会社を立ち上げる。

2006年 日本 エイ・エム・シー
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Re: 「風雲児 長者番付に挑んだ男」
投稿日 : 2008/11/04 16:17
投稿者 久保田r
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 主役を演じている美木良介さんを以前から気に入っていたので美木さんを見たさに見た作品。美木さんは、昔はトレンドドラマで見かけたこともあったが、美形な顔立ちとはいえ全体的に一昔前の気質が漂っているせいか、今一つ浮いた感じがあってしっくり来ていなかったが、現在は年齢を重ねて貫禄のある役柄が似合うようになった。やはりタイプ的に映画俳優なのだと思う。

 この作品は、そんな美木さんの一昔前の雰囲気とぴったりマッチする内容で、一人の男がどん底から這い上がるサクセスストーリー。時代設定は「平成」で、2006年に公開された作品であるけれども、カメラの動きや、一つ一つの台詞が一々決めゼリフのように肩に力の入っている芝居や、どこか任侠物の匂いのする作風など、まるで昭和に作られた作品のような妙にどこか気持ちいい荒っぽさと雑っぽさで覆われている。はっきり言えば、B級映画のノリなのだが、モタつき感がないので次のシーンが気になりつい最後まで見てしまう仕上がりとなっている。

 映画の展開が、まるで青年誌のコミックのようなノリなので、流行りのコミック原作の映画化なのかと思ったが、意外にも実在の企業家をモデルとした実録サクセスドラマとのこと。原案・脚本から作り上げ、全体をテンポ良くまとめた監督の力量が感じられる。また、主役の美木さんを始め、ちょい役に至るキャストまで違和感のない役者が揃っていたので、全体的にまとまりが合って良かったと思う。ちなみに女優陣に色気があって良かった。(蛇足ながらベッドシーンはありません)

 テーマソングが浜田省吾さんの「MONEY」。まさにそのまんま。劇中で3・4回ほど歌が流れるが、浜田省吾さんの歌う「MONEY」はラスト。1回目に流れる「MONEY」はスローなテンポとなっていて、2回目、3回目と少しずつテンポが速くなっていく。それぞれ歌っている人が異なる。
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