原作とは構成を変え主人公の子供たちに重点を置き、オリジナル・キャラクターを付け加え、と色々やっているのに、なんとなく「映画らしさ」を感じないのは何故だろうか。それに原作にはもう少し爽やかなイメージがあったように思うのだが、結構暗いトーンの作品に仕上ってしまっていて見ていて眠くなった。この作品の良さ（？）がわかるまでには、自分にはあと何年必要なんだろうか。
それにしてもニコニコしているイーストウッドというのは怖い、怖すぎる・・・。

因みにベストセラーの映画化ゆえに各キャラクターの配役については様々な意見が飛び交っていたが、その中ではサム・シェパードとジェシカ・ラングの組合せが自分のイメージには最も近いかな。
また一時は監督がスピルバーグ、主演がロバート・レッドフォードで、と噂されていたが、結局スピルバーグはプロデュースにまわり（何故かノン・クレジットだが）、イーストウッドの監督･主演となった。

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製作：クリント・イーストウッド／キャスリーン・ケネディ
原作：ロバート・ジェームズ・ウォーラー
脚本：リチャード・ラグラヴェネーズ
音楽：レニー・ニーハウス
監督：クリント・イーストウッド
　
クリント・イーストウッド／メリル・ストリープ／アニー・コーレイ／ヴィクター・スレザック
ジム・ヘイニー／サラ・キャスリン・シュミット／クリストファー・クルーン
ミシェル・ベネス／カイル・イーストウッド

1995年

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