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「インターステラ5555」
投稿日 : 2003/12/14 19:44
投稿者 Excalibur
参照先
企画:清水慎治/櫻田博之
原作・脚本・音楽:DAFT PUNK
総設定・デザイン:松本零士
シリーズ・ディレクター:竹之内和久
監督:竹之内和久/西尾大介/立仙裕俊

2002年
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思わぬ拾い物
投稿日 : 2003/12/14 19:45
投稿者 Excalibur
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フランスの覆面人気ユニット、ダフト・パンクのセカンド・アルバム「ディスカバリー」のプロモーション・ビデオ。『ハーロック』や『ヤマト』の大ファンだという彼らが松本零士に製作を依頼、全14曲を連続したストーリーでアニメーション化した日仏合作作品。2003年のカンヌ国際映画祭「監督週間」にも正式出品。「松本零士・画業50周年記念作品」でもあり、劇場公開された。

お話は宇宙の彼方のある惑星から始まる。今しも4人組の人気バンド”ザ・クレッシェンドール”のライブが開かれ、星を挙げての熱狂ぶり。そこへ謎の宇宙船が近づいてくるが防衛軍もライブに夢中で、気付いた時は既に遅く、降下してきた兵士たちによって人々は眠らされバンドのメンバーは連れ去られてしまう。謎の宇宙船の正体は実は地球人で、その指揮官は音楽界に君臨する黒幕的存在。さらってきたメンバーを地球人化し、デビューさせようと目論んでいたのだ。一方、SOSを受け取ったヒーローは彼らの大ファン。宇宙船を駆ってようやく地球へと辿りつくのだが・・・。

「夢のコラボレーション!」などと宣伝されていたが、「ダフト・パンクってダレ?」な自分としては、その「夢の度合い」とやらがよくわからないし、そもそも両者に共通のファンってどれくらいいるんだろ?とその相乗効果には甚だギモンではあったのだが、作品自体はただのPVとは侮れないくらい力の入った出来である。全篇セリフなし音楽(と効果音)のみなのがかえって効果的で、宇宙SFモノの体裁を取りながら、実は音楽業界を皮肉った内容になっているのも面白い。彼らの反骨精神の表れか。キャラクターの絵柄も、最近の傾向である松本零士リスペクト度は控えめに、どちらかというと『ダンガードA』とか『さらば宇宙戦艦ヤマト』あたりのタッチに近い(?)のも個人的にはマル。テクノ・ポップは元来さほど好きなジャンルではないのだが、耳にも愉しい作品になっている。
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