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「CASSHERN」
投稿日 : 2004/04/25 16:25
投稿者 F20!
参照先 http://homepage3.nifty.com/HiroMacky/999iroha.html
「たったひとつの命を捨てて生まれ変わった不死身の体。
 鉄の悪魔を叩いて砕く、キャシャーンがやらねば誰がやる!」

ってキャッチコピーはアニメ版。
紀里谷和明監督作品と言われて、誰これ?と思っていたヒトは多いはず。
今をときめく歌姫宇多田ヒカルの旦那と言えばなるほど、と。

紀里谷監督はヒッキーをはじめとする多くのミュージシャンのプロモーションを撮影しており、
知る人ぞ知る存在らしい。
でも、何で今の時代に「キャシャーン」なの?アニメのリメイクなの?と首を傾げていた。

しかし完成した予告編を見るともの凄いCG映像。
ヒッキーのプロモ映像なんか見ても綺麗で楽しそうな映像が多いように思えたので、
予告編を見ただけで本編が楽しみになった。

で、見ました本編。

 はぁ?(」゜ロ゜)」...

いやCGは凄いです。予告編なんか目じゃないです。
キャストもキャシャーンに伊勢谷友介、上月ルナに麻生久美子、ブライキング・ボスに唐沢寿明、東博士とその妻ミドリに寺尾聡と樋口可南子以外にも、
雨上がり決死隊の宮迫博之、要潤、大滝秀治、三橋達也、ツメロボ(笑)など、豪華でした。

しかし、ストーリーが...。
いや、面白くない、ってことはありません。ありませんけど痛いです。

アニメの設定では人間に使われていたアンドロイドが異常をきたし、公害を吐き散らす人類に反旗を翻したと言う設定でした。
しかし本作の設定は人類がもっと救いようのない存在になってます。

いつまで憎しみ合い殺し合いを続けなければならないのだろうか?
今の時代に生きる我々としては胸が痛いです。
このままで行けば本作のような世界になってしまうのではないかと...

ヒトはお互いを認め合い許し合わなければならない、ということを考えさせられる作品でした。
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訃報
投稿日 : 2004/05/17 22:16
投稿者 Excalibur
参照先
三橋達也さんが亡くなられました。
遺作は現在公開中のこの作品です。
ご冥福をお祈り致します。
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そうか、そうだったのか
投稿日 : 2004/04/25 22:54
投稿者 F20!
参照先 http://homepage3.nifty.com/HiroMacky/999iroha.html
>それに何といっても主人公に正義がない。
>どのキャラクターにも感情移入が出来ず、ひたすら傍観するのみ。
>新人監督にありがちなメッセージ性込めすぎ

見た後の何とも言えない想いはそう言うわけだったんだなぁ。
アニメ版のキャシャーンの設定が人類の味方だったのに(とはいえ、今の時代じゃそれもどうかと思うが...)
本作のキャシャーンの設定は何が正しいのかわからない、
強いて正しいのはミドリさんの存在かしら?
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Re: 鉄の悪魔を叩いて・・・砕かない
投稿日 : 2004/04/25 22:13
投稿者 Excalibur
参照先
ミュージック・ビデオ出身の監督が撮る映画は映像に凝った物が多いが、ご多分に漏れずこの作品もこれでもかこれでもか、と色彩の洪水のオンパレード。こういう映像を見せられると、結局監督は実写で撮りたかったのか、それともアニメにしたかったのか、疑問にも思えてしまう(『キャシャーン』をやりたかったのか、それとも『ブレードランナー』をやりたかったのか、という点も)。
また、反戦メッセージ臭がプンプン、人種差別問題もチラホラ。新人監督にありがちなメッセージ性込めすぎの青臭さも気にはなる。宗教映画っぽさも散見されるし。
それに何といっても主人公に正義がない。正当性はブライキング・ボス側にあり、彼らを徹底的に虐げられた弱者=被害者として描いてしまった弊害か、どのキャラクターにも感情移入が出来ず、ひたすら傍観するのみ。心配していたよりもきちんと映画してはいたが、はたして何人がこの展開を受け入れられたのだろうか。
見所はマッドサイエンティストを淡々と演じた寺尾聰と、さながら舞台で史劇を演じているかのような台詞回しの唐沢寿明の大芝居。独特のナルシス演技の及川光博の怪演も光っていた。
もしかすると新時代のスタンダードになり得る作品かも知れないのだが・・・。

オープニングで状況説明のナレーションを納谷悟朗にやらせたのはオリジナルを見ていたファンへのサービスだろうが(予告編でも使っていた例の「たったひとつの生命を捨てて――」は流石になかったが)、それならばキャシャーンの初戦のバックにアニメ版の主題歌のメロディーを流してくれても良かったと思う。
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作品データ
投稿日 : 2004/04/25 22:12
投稿者 Excalibur
参照先
監督:紀里谷和明
脚本:紀里谷和明/菅正太郎/佐藤大
音楽:鷺巣詩郎
プロデューサー:若林利明
プロデュース:宮島秀司/小澤俊晴

伊勢谷友介/麻生久美子/寺尾聰/樋口可南子/小日向文世
宮迫博之/佐田真由美/要潤/西島秀俊/及川光博
寺島進/大滝秀治/三橋達也/唐沢寿明

2004年
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アニメとの共通点
投稿日 : 2004/04/25 16:30
投稿者 F20!
参照先 http://homepage3.nifty.com/HiroMacky/999iroha.html
結構あります。
でも、キャシャーンのあの角の着いたヘルメットは付けてません(笑)
ツメロボはいい感じにリメイクされてます。
フレンダーも出てきます。どことは言えませんが。

アニメ版のような雰囲気を感じたいヒトには残念ながら...
ただCGの凄さを見たいヒトには最適でしょう。
聞く所によると、アキバで購入した中古PCでCGを作ったと言う話です(笑)


まだ封切り二日目なのでこれ以上の評価は出しません。
是非ご自分の目でご覧の上ご判断下さいませ。
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