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「プリティ・ウーマン」
投稿日 : 2009/05/27 16:12
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:ゲイリー・マーシャル
製作:アーノン・ミルチャン、スティーヴン・ルーサー
製作総指揮:ローラ・ジスキン
脚本:J・F・ロートン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
主題歌:ロイ・オービソン「Oh,Pretty Woman」

<出演>
リチャード・ギア/ジュリア・ロバーツ/ローラ・サン・ジャコモ/ラルフ・ベラミー/ジェイソン・アレクサンダー/ヘクター・エリゾンド/エリノア・ドナヒュー/アレックス・ハイド=ホワイト/エイミー・ヤスベック/ジェイソン・ランダル/ハンク・アザリア/ナンシー・ロック、他

<ストーリー>
企業買収屋のエドワードは、恋人にフラれ、週末を一緒に過ごす相手がなく、むしゃくしゃした気分で友人の車でハリウッドの街へと繰り出した。そして、泊まっているホテルへの道順を尋ねるために街角に立っていたヴィヴィアンに声をかける。運転の下手なエドワードに替わってヴィヴィアンがハンドルを握り、無事にホテルまで送り届けた後、エドワードは部屋に来るように誘う。

1990年 アメリカ
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Re: 「プリティ・ウーマン」
投稿日 : 2009/05/27 16:16
投稿者 久保田r
参照先
 現代版「シンデレラ」というかなんというか、ともかくシンデレラ・ストーリーの王道的作品。ある日、貧しい女の子がお金持ちの王子様と出会い、恋に落ち、幸せを掴むというもの。貧しい女の子役は、ジュリア・ロバーツ。王子様役は、リチャード・ギア。

 こういった王道的作品は、やはり人を惹き付ける力があり、ストーリーには特別なひねりもなく意外性もないけれども、人々が望むものがそのまま描写されてあり、率直に「お金持ちっていいよな〜」とないものに対する憧憬の気持ちを持って見ることができる。お金持ちの集う街の象徴であるハリウッドを舞台に、高級レストランでの食事や、ロデオドライブでの買い物、ポロ観戦、飛行機をチャーターしてオペラの観劇など、一般人にはとても手が届かないようなものが華やかに繰り広げられているのは、映画ならではの醍醐味。スクリーンの中で美男美女が高級なものに囲まれながら恋愛をしている様は、やはり映画だからこその出来事。実生活の憂さを晴らすのに適している作品。

 また、こういった恋愛ものは、当人たちの気持ちが盛り上がって来るほど仰々しくなって来るもので、シャレた演出がないと鼻白んで来たりもするが、中盤でオペラの観劇があったことで無理のない流れでこの作品の終着点が示唆してあり、終盤にかけて童話絵本のようなラストに向かっている点が良いところ。映画の中のハッピー・エンドが快く描かれている。

 お金持ち役を演じたリチャード・ギアの優しい微笑とスマートな身のこなしが流石。そして、磨けば光る宝石の原石を演じたジュリア・ロバーツがなかなかの存在感。彼女の大出世作。
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