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「アンダーワールド」 (2003)
投稿日 : 2004/06/12 23:50
投稿者 Excalibur
参照先
製作:ゲイリー・ルチェッシ/トム・ローゼンバーグ/リチャード・S・ライト
製作総指揮:ロバート・ベルナッキ/ジェームズ・マクウェイド/スキップ・ウィリアムソン
原案:レン・ワイズマン/ケヴィン・グレイヴォー/ダニー・マクブライド
脚本:ダニー・マクブライド
音楽:ポール・ハスリンジャー
監督:レン・ワイズマン
 
ケイト・ベッキンセール/スコット・スピードマン/シェーン・ブローリー
マイケル・シーン/ビル・ナイ/アーウィン・レダー/ソフィア・マイルズ
ロビー・ギー/ウェントワース・ミラー/ケヴィン・グレイヴォー

<吹替版>
田中敦子/三木眞一郎/大塚芳忠/小山力也
小川真司/荒川太郎/岡崎未恵/佐々木誠二
大友龍三郎/平川大輔/田中一永/藤本隆行

2003年

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ヒロイン・アクション物の快作
投稿日 : 2004/06/12 23:51
投稿者 Excalibur
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何世紀にも渡って死闘を繰り広げてきた吸血鬼(ヴァンパイア)と狼男(ライカン)の両種族。ヴァンパイアの処刑人セリーンはある時、一人の人間の青年マイケルをライカンが執拗に追っていることに気付く。セリーンはその秘密を探るべくマイケルに接触するが、ライカンはその場を急襲、マイケルはライカンのリーダーであるルシアンに咬まれてしまう。成り行きでマイケルを助け出したセリーンは一族の隠れ家へと連れて行くが、それは掟破りの禁じられた行為だった・・・。

劇場で見逃して口惜しい思いをしていたので、ビデオを楽しみに待っていたのだが、評判通りスタイリッシュで面白い映画だった。主演は『ハール・ハーバー』のヒロインだったケイト・ベッキンセール。暗殺者というには華奢な感じもするが、レザー・スーツに身を包んだ彼女の姿は実に格好良い。これはキャスティング・ディレクターのお手柄だろう(あの作品での彼女は全くといって良いほど魅力を感じなかった)。
ヴァンパイアとライカン、いがみ合う両種族に秘められた過去の因縁話も深く、単純に両者を善悪で色分けしていないのも良い。というより、最後に善悪を逆転してみせるからこそ、クライマックスの展開がカタルシスを生むのだ。

監督のレン・ワイズマンはMTV出身で、これが長編初監督作品。全篇をダークなモノトーンで統一し、饒舌になり過ぎないヴィジュアル世界を繰り広げている。『マトリックス』あたりとの類似点を挙げてしまうのは酷だが、充分に娯楽作品として合格点を上げられる出来映えだろう。なお、本作が縁でケイト・ベッキンセールとめでたくゴールインだとか。とはいうものの、彼女はルシアン役で出演しているマイケル・シーンと別れて、ということなので結構複雑。ゴシップ・ネタとしては面白いだろうけど。

ラスト・シーンはあからさまに続編を示唆したものだが、正式に続編の製作も決定。今度は劇場へ足を運びたい。
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