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「ハウルの動く城」
投稿日 : 2004/11/10 21:46
投稿者 MIHO
参照先 http://blog.goo.ne.jp/miho5124/
ハウルの動く城の試写会に行ってきました。

日時 平成16年11月9日(日) 18:30〜20:29

場所 一ツ橋ホール(神保町)
   日本教育会館3F

CMも何もなしで「東宝」という文字が現れいきなり始まってしまいました。

主人公は、帽子屋の女の子ソフィー。地味な自分の感情を隠してしまう少女。
お祭りの日?に、お菓子屋に勤める妹を訪ねる途中 追っ手から逃げる男性(ハウル)に
カップルのフリを頼まれ一緒に逃げるはめに。
そして、それが原因で荒地の魔女に呪いをかけられて 90歳の老婆になってしまいます。
このままここで暮らせないと、家を出ます。
そしてたどり着いたのが「動く城」。
90歳になって開き直ったソフィーは、そこで掃除婦として働くことに。
(この城の中の汚いこと)

城には、ハウル、マルクル(男の子)、カルシファー(火の悪魔)。
開き直ったソフィーは、みんなと打ち解けていきます。
そんな ある日戦争が起こり 国王に命令されたハウルは出かけて行きます。

ソフィーにかけられた呪いは、荒地の魔女にも解くことができません。
また、カルシファーはハウルに呪い?をかけられています。
ソフィーを慕うカカシのカブにも呪いがかけられています。
ソフィーの呪いは、前向きに生き始めたことにより起こることで徐々にとけていきます。
そして、みんなの呪いも・・・

この映画の根底にあるものは、やはり「千と千尋・・・」に通じるものがあると思います。
あと、ひたむきな愛がキーですね。

目を離す時間はありませんので、コンタクトの方は目薬を常に持っていてください。
もしくは、眼鏡でご覧下さい。
女性には、入りこみやすい映画だと思いますが 男性はちょと厳しいかな。
子供にもちょっと難しいかも。でも、可愛いものが沢山出てくるので何回も観るにはいいかもしれません。
あとは、想像力の無い方は難しいです。
魔法ですからね〜それに呪い・・・それを解く鍵とか時間とか・・・。

ソフィー役の倍賞千恵子さんは、18歳〜90歳までの声を使い分けていらっしゃいます。
最初「あれ?島本須美さんだっけ?」って思ってしまったくらい声が若いです。
マルクルは、千と千尋の坊やです。この子は上手ですよ。可愛い♪
カルシファーは、我修院達也さん。カエルの番頭さんだったんでしたけ?前の映画では。
ハウルは、木村拓哉さん。
うーん、声優って難しいんだなと思いました。
最初は、本当に棒読みなんですよ(苦笑)。だんだん慣れていくのがわかるんですけどね。
どうしてもハウルの顔の横にキムタクの顔が浮かんでしまいました。


ハウルがね、堂本光一主演「SHOCK」に出てくる「ヒカル兄貴」にそっくりでした。
あれで、声が東山さんとか光ちゃんだったら私は爆笑していたかもしれません。
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ネタバレ感想です
投稿日 : 2004/11/23 21:13
投稿者 みずよ
参照先
以下はネタバレ感想です。これから映画を見ようという方はご注意を!

思いのほか、うすっぺらいハッピーエンドでがっかりです。何のための戦争だったのか?隣の国の王子が呪いをかけられ失そうしてたことが原因の1つなわけ?ハウルが戦争に荷担しないなら、戦争自体をやめちゃいましょうという王宮の魔法使い。サリマンの心ひとつで戦争と和平が選べたわけですか?サリマンの存在が不吉ですっきりしません。後味が悪いです。
ハウルにも、ヒロインであるソフィーにも、感情移入できません。ハウルの初登場シーンで、すでに私のテンションは下がってしまいました。ヒロインがハウルにひとめぼれしてるあたりで、さよーならー。ついてゆけません。ヒロインのソフィーは、美人でないにしてもブサイクではありません。千尋の18歳バージョンだったら説得力あったかもしれません。
おかっぱ=御河童。前作「千と千尋の神隠し」で、河の妖怪であるハクにこそふさわしい髪型。どうしちゃったんでしょう宮崎さんは。おかっぱの少年がそんなに気に入っちゃったのかなあ。ハウルもそうですが、王宮にいたタイツのお小姓さん、気持ち悪かったです。その気持ち悪さが狙いならいいんですけれど。
ソフィーの母と妹が、やたら化粧濃かったですが、そこに監督の悪意を感じるのは私だけですか?
そもそも「城」って…。あれのどこが城なんでしょうか。もののけ姫が「姫」に思えなかったのと同じくらい無理矢理な呼び名です。
ソフィーは呪いをかけられたときに、呪いだけでなく魔女の力をも授かっていたと思われますハリー・ポッター風味。でなければ火の悪魔を操れなかったはず。あ、いや、魔法の力でなく単なる老人力かもしれない(笑)
深読みすると意外に面白い作品なのかもしれません。でも、もう一度見たいとは思えないです。残念。

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「ハウルの動く城」を観てきて…
投稿日 : 2004/11/21 21:33
投稿者 ponpon
参照先
期待とか無く、娘についていったのですが、個人的には女性向けと思います。
90歳のおばあちゃんがいつの間にか元に戻っているのには参りましたが(苦笑)じわっとくるところがいくつかありました。
簡単にまとめれば、あまりくどさの無いラブストーリーですが、「守りたい人」の存在を意識したハウルの言葉を聴いたときは、きゅんとしましたね。好きな人に言われてきゅんとしない女性はいないでしょう。

純粋に、ひとりの少女のラブストーリーと見るには内容がちょっと寂しいとは思いますが、大体宮崎氏はこういう恋愛ものはストイックに描きますよね。
ですから、主人公のキスシーンがあったのには驚きました。多分はじめてじゃないでしょうか?宮崎作品では。
でも、多分あの流れは取って付けたのではなく、自然と思えるからいいと思います。

全体の流れは今ひとつと思います。一連の宮崎作品の中でもエンタテイメントは感じませんでしたし。
ただ、ある程度歳を取って、いろいろ経験した人の中にある純粋な部分に触れられたと感じたのも事実。
迂闊にも涙が流れた私。でも、感動したと言うより、からだの中からあふれてきた感情が涙になったような感じでした。

先に言ったとおり、この作品は女性には受け入れやすいと思います。
男性子供にはわかんないと言われるかも。
うん。わかんないと思う。だって、このヒロインは女の中にある「母性」が具現化したものと思うから。

声に関しては期待していなかった分、落胆もない。
思っていたより良かったかとさえ思う。
木村君の言葉がちゃんとはっきり聞こえた。彼はぼそぼそ話すとしか思っていなかった分、これは新鮮だった。
はずせないのは三輪明宏。
いいぞ!彼(彼女のほうかもしれない)は、うまいとかと言うレベルではなく、自分が同化するのではなかろうか。
男女と言う性別で分けるのでもなく、「人間の存在感」で魅せるように感じる。
嫌味な前半、魔力を失ってからの中盤、人を諭すかのような後半…
どれも魅力的だと思う。この作品で誰が一番すばらしかったと聞かれたら、私は彼を上げるだろう。
神木隆之介くんはいい味でてる。負けてないぞ!!

なんだかんだ言ったけど、宮崎氏の地中海を髣髴とさせるあの情景はいつも関心する。
魔女の宅急便もそうだったが、現実にある風景と感じさせる。
ヨーロッパに憧れを抱きそうになる。
結局、なんだかんだ言うけど、嫌じゃないんだろうな…。
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可もなく不可もなく
投稿日 : 2004/11/21 16:38
投稿者 F20!
参照先 http://homepage3.nifty.com/HiroMacky/999iroha.html
早速見てきましたが、期待外れというわけでもなく、
かといって面白くないわけでもなく、楽しむことは出来ました。

とりあえず、キムタクはまあまあじゃないですか?
倍賞さんは流石です。
へぇ〜と思ったのは我修院達也さん。なかなかですね。
原田大二郎さんは...?わざわざやる必要があったのかな?
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Re: 「ハウルの動く城」
投稿日 : 2004/11/21 12:18
投稿者 Excalibur
参照先
ハウルにしろソフィーにしろ、作画が不統一というか、カットによって絵柄が随分違いますね。最初の頃のソフィーは、かなり眉が太いんですけど。
それにソフィーに関しては、少女の姿と老婆の姿の切換が不自然。演出上の狙いが色々あるんだろうとは思いますが。そしてその中間形態(?)も気になりましたねえ。
結局監督は「動く城」がやりたかったのだと思いますが、あんな気持ち悪い機械仕掛けの虫みたいな城になるとは、原作読んでる段階では想像すら出来ませんでした・・・。
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『千と千尋〜』なんかより、よっぽど好きな世界観なんだけど・・・
投稿日 : 2004/11/20 22:08
投稿者 Excalibur
参照先
『風の谷のナウシカ』以降の宮崎駿監督作品は、『となりのトトロ』を除いて全て劇場で見ているのですが、公開初日に足を運んだのは今回が初めてでしょう(もっとも『もののけ姫』の時のように、あまりの大行列に諦めて帰ったというのもありましたが)。といっても期待に胸を膨らませてということではなく、単に巡り合わせの産物です。それぐらい今回の作品には期待しておりませんでした。
にしても、原作を読んだ時も大して面白いとも思いませんでしたが、この映画版の方もさっぱりです。もしかすると宮崎監督作品中、一番つまらない作品かもしれません。原作にない戦時下という設定を付け加えたのも意味不明ですし、キャラクターが全くといってよいほど立っていません。呪いをかけられ90歳の老婆にされてしまったヒロインのソフィーは、原作と違いしょっちゅう18歳の姿を披露してしまっていますし、ハウルは支離滅裂の分裂症。ラブ・ストーリーとしての運び具合も唐突過ぎます。これなら当初の予定通り御大は口を出さずに、若手スタッフにまかせっきりの方が良かったのではありますまいか。
キムタクの声優挑戦は、頭抱えるほど下手ではないものの演技の幅が狭いことを露呈。倍賞千恵子は老婆のソフィーと内面描写などの時のニュートラルなソフィーは兎も角、少女役には些か無理があったようで聴いていて気の毒になりもしました。一番巧かったのはマルクル役の神木隆之介クンですね。『仮面ライダーアギト』に出ていたあの子が、と考えると感慨も一入です。そういえば本編上映前に、彼と上戸彩が主演している『インストール』の予告編が流れていましたが、なかなか期待できそうでした。
あ、久石譲の主題曲は大変素晴らしい出来でした。この旋律、何度でも聴きたくなります。
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作品データ
投稿日 : 2004/11/20 22:05
投稿者 Excalibur
参照先
原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
脚本・監督:宮崎駿
音楽:久石譲
プロデューサー:鈴木敏夫

(声)
倍賞千恵子/木村拓哉/美輪明宏
我修院達也/神木隆之介/伊崎充則/大泉洋
大塚明夫/原田大二郎/加藤治子

2004年
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