トップページ > 記事閲覧 
「母の眠り」
投稿日 : 2004/11/15 21:25
投稿者 Excalibur
参照先
母と娘、父と娘の確執というのは男の自分にはわからない世界だ。
専業主婦の母への反発からキャリア・ウーマン志向になった娘が、ガンと診断された母の介護の為に家に戻ってくる。そして母との絆を再確認し・・・という内容。ラスト、モルヒネの過剰摂取で亡くなった母を巡って、父と娘が心を通わせるという展開はちょっと凄い。
で、その解釈なのだが、母にはもう薬をすりつぶす力は残っていない。そこで娘はそれをやったのは父親だろうと思うのだが、父は父で娘に対して「お前は勇気がある」という。双方共に疑っていた訳で、これを「所詮父娘は理解し合えていなかった」ととるか、「余力など残っていないと思っていた母は、やはり偉大だった」と捉えるかによって意味合いが違ってくるはずだ。邦題の『母の眠り』とは、その辺りまでを含んだニュアンスで付けられたのだろうか?
因みに原題は”One True Thing”――直訳すると「一つの真実」、でいいのかな(「ある真実」とした方が良いのかも)。「事実」ではなく「真実」、人夫々にその人なりの真実=解釈がある、ということか。
記事編集 編集
Re: 「母の眠り」
投稿日 : 2004/11/21 12:47
投稿者 Excalibur
参照先
MIHOさんが「超オススメ」と言っていたので、その当時に見た作品でした(笑)。でも自分にはちょっと難しい世界でした。実体験でもあればわかるのかなぁ。
記事編集 編集
Re: 「母の眠り」
投稿日 : 2004/11/20 21:50
投稿者 MIHO
参照先 http://blog.goo.ne.jp/miho5124/
あっ、これ観た!と思ったので当時の感想を持ってきました。

キャリア新聞記者を目指している主人公がガンに冒された母の看病をしながら 母の人生をみつめる家族のお話です。ガンに冒される母の役は、メリルストリープ。この方は、いくつになっても可愛い。そしてすばらしい役者です。 最初に、ドロシー(オズの魔法使いにでてくる主役の女の子の扮装で現れるのですが可愛いんだこれが。ガンに冒されていて手術後だんだん弱って痩せて行くんだけど、本当に痩せていって、最後はみているのも辛い状態になります。 1番印象に残ったのは、クリスマスのシーンです。ジーンとしました。 久々に定価を払って見ましたが、十分元は取れましたよ。機会があったら、皆さんに見て欲しいです。

これは、6年ぶりにお金を払った映画だったのですが
お金を払う価値ありの作品でした。
記事編集 編集
作品データ
投稿日 : 2004/11/15 21:27
投稿者 Excalibur
参照先
監督:カール・フランクリン
製作:ハリー・アフランド/ジェシー・ビートン
原作:アンナ・クィンドレン
脚本:カレン・クロナー
音楽:クリフ・エデルマン
 
メリル・ストリープ/レニー・ゼルウィガー/ウィリアム・ハート
トム・エヴェレット・スコット/ローレン・グレアム/ニッキー・カット

1998年
記事編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント





- WEB PATIO -