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「プレデター」
投稿日 : 2004/12/23 23:04
投稿者 Excalibur
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監督:ジョン・マクティアナン
製作:ローレンス・ゴードン/ジョエル・シルヴァー/ジョン・デイヴィス
脚本:ジェームズ・E・トーマス/ジョン・C・トーマス
音楽:アラン・シルヴェストリ
 
アーノルド・シュワルツェネッガー/カール・ウェザース/エルピディア・カリーロ
ビル・デューク/ソニー・ランダム/ジェシー・ヴェンチュラ/リチャード・チェイヴス
R・G・アームストロング/シェーン・ブラック/ケヴィン・ピーター・ホール

1987年

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「この夏=<死のハント>が始まる!」
投稿日 : 2004/12/23 23:04
投稿者 Excalibur
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南米のジャングルで行方不明となった大臣の救出に、CIAの命を受けて特殊コマンド部隊が出動する。だが彼らを待ちうけていたのはゲリラだけでなく、宇宙から来訪した恐るべきハンターだった。
オープニングは地球に飛来する謎の宇宙船の映像で、SF映画らしい開巻だなと思っていると、タイトル後は荒くれ男たちによるゲリラ掃討作戦が始まり、一体何の映画なんだろうと狐につままれたような気分になる。『コマンドー』『ゴリラ』に続くシュワルツェネッガーの主演作でその延長線上の雰囲気を漂わせているのだが、やがて真の相手である宇宙人が全面に出だすと一転してモンスター・ムービーのムードが高まるというジャンル・クロスオーヴァーな、一粒で二度美味しい作品。
透明に偽装して襲いかかる宇宙狩人と、追いつめられ一人また一人と狩られていく特殊部隊員との知力体力駆使しての息詰まる対決を描いている・・・はずだが、結局最後にはシュワちゃんと宇宙怪人が素手で殴り合いをおっぱじめるという、知能指数の低い体育会系映画になってしまった。これがシュワちゃんの持ち味といえばその通りで、変身も特殊装備の強化服も纏わずに怪物に立ち向かえるのはこの人ぐらいなものだろう。もっとも当初は、先ごろ亡くなった『スーパーマン』ことクリストファー・リーヴ主演で用意されていた企画だったそうなので、完成作品とはかなりイメージが違うものだったのだろう。
プレデターのアイディア、アクション・シーンの演出など見るべき点は多いのだが、今一つ盛りあがらない。カール・ウェザースがシュワちゃんのかつての相棒で、部隊を結果的に死地に送ることになるCIAのエージェント役で出ており、よくある裏切り者的キャラクターになっているが、それも実は大臣が行方不明ではなくて機密書類が持ち出されそうになっていた、という程度の可愛いもの(?)で、プレデターの存在を知っていて隠蔽していたとかいうヒネリもないのでかえってまだるっこしい。
プレデターのアイディアといえば、彼らは生体の熱反応を感知して襲ってくるという設定らしいが、途中でシュワちゃんは相手に感知されなくなる。てっきりその直前に水に落ちたので体温が下がったのが原因なのかと思っていたのだが、どうやら偶然身体に付着した泥のおかげらしい(?)というのはちょっとヘン。
尚このプレデター、着ぐるみの中に無名時代のジャン=クロード・ヴァンダムが入っているというのは広く知られているようだが、関係者の証言によればそれはテスト撮影の段階のみで、本編撮影時には解雇されていたということだそうである。また、このデザインの元ネタは、やはりファンからの指摘通り『電撃戦隊チェンジマン』に出てくる大星団帝国ゴズマの副官ブーマだそうだ。
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