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「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」
投稿日 : 2005/04/27 16:17
投稿者 MIHO
参照先 Http://blog.goo.ne.jp/miho5124/
弟が観てきた「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」について
一ツ橋会館にて、18時開場、18時半開映で1時間50分くらい。
ジム・キャリーが悪役で、主演は3人の子供たち。
原作本があるそうで、3巻までのが今回の映画らしいです。
隣にいた女の人がベラベラネタバレしてくれたので、いろいろ知ってしまったと弟が嘆いていました。
感想は、すんごい面白かったそうです。
どうやら続くみたいな終わり方だったみたいで、次回作も見たい感じとのことでした。
弟さんはあんまり語らないので、こんな感じですが面白かったのは確かですので一応。
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この映画に出会えた幸せ
投稿日 : 2005/05/06 20:44
投稿者 Excalibur
参照先
『ハリー・ポッター』じゃ健全すぎる、もそっとダークなのも欲しいね、という人にはお薦めの一本(もっともあちらも、今後シリーズが続いていけばどんどんダークに染まりそうだが)。
魔法こそ出てこないけれど、不幸な三姉弟妹が知恵を振り絞り、強欲な悪人や周囲の無理解な大人たちをやりこめるというファンタジー。
全13巻(予定。現在は11巻まで刊行されているそうだ)ある原作のうち、最初の3巻までをまとめてあるのだが、それほど忙しない印象はない。原作を読んでいないのでわからないのだが、これは大幅に端折っているということなんだろうか、とちょっと不安。ただそれだけ凝縮されているので充実感はあるし、目先が変わって飽きさせない。反面TVドラマ三話分をまとめて見たような気分にもなるのが玉に傷?もっともこの映像の美しさは、TVドラマじゃ味わえまい。
出演者が豪華なことも特徴で、子供たちに付き纏い不幸に陥れるオラフ伯爵にジム・キャリー。原作のイメージ通りかどうかはわからないが、自己顕示欲が強くて変装の名人という設定は正にピッタリ。あとは独特の過剰な演技に辟易しなければOKだろう。というか、もうちょっと抑えて欲しかったかな、主人公じゃないんだし。
メリル・ストリープも「よくもこんな役を」という扱いだが愉しそうに演じているし、物分りの悪い大人の代表格のティモシー・スポールは、『ハリー・ポッター』に続いてのファンタジー大作への出演だけれども、良い役者さんだなと改めて感じた。
作者であり語り部でもあるレモニー・スニケットの声としてクレジットされているのはジュード・ロウだが(残念!山ちゃん目当てで吹替版を見ちゃった。松本保典の語りも悪くなかったけど)、シルエットでしか出て来ないレモニー・スニケット自身の演技も本人らしい。
他にもノン・クレジットでカメオ出演している大物スターもいる(この役柄、『ネバーランド』のセルフ・パロディか?)し、贅沢だなぁ。
でも、一番素晴らしいのは三人の子どもたち!
長男クラウス役のリアム・エイケンは、実はハリー・ポッター候補だったのだが、イギリス人じゃないので原作者のOKが出なかった。あれに拮抗する人気(らしい)この作品への出演が決まったのも因縁めいている。ついでながら同じ理由でハリー役を逃したのがハーレイ・ジョエル・オスメントだが、そのハーレイ・ジョエル・オスメントに負けてリアム・エイケンが逃したのが『シックス・センス』・・・というのはトリビア・ネタ?
だが、それよりも何よりも声を大にして言いたいこと!それは、長女ヴァイオレット役のエミリー・ブラウニングがメチャクチャ可愛い!!ってこと。年齢の割に(撮影時は14〜5歳。キャラクター設定とほぼ同じ)妙に色っぽいこともあって、早くもハーマイオニーことエマ・ワトソンに次ぐ人気ということらしいが、殊この作品に関して言えばハーマイオニーは完全に越えてる!この作品を見ようかどうしようか迷ってる君、ハーマイオニー萌えしてる場合ではない?!
日本では作品の知名度がないし――存在は知ってたけど、翻訳が出てたのは知らなかった。今のところ8巻まで出ているみたいだが、大手の出版社じゃないからかな――、ジム・キャリーの主演作は案外受けないから微妙なとこだけど、本国ではヒット。となれば当然シリーズ化の声も挙がるだろうが(劇中に散りばめられた謎は謎のまま残されているんだし)、作るならなるたけ早いうちに!少女の旬は短いのだ!!まぁその成長がうまい方へ転がってくれれば文句はないんだけどね。

          (2005/5/5 ワーナー・マイカル・シネマズ板橋 4番スクリーン)
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作品データ
投稿日 : 2005/05/06 20:43
投稿者 Excalibur
参照先
監督:ブラッド・シルバーリング
原作:レモニー・スニケット
脚本:ロバート・ゴードン
製作:ローリー・マクドナルド/ウォルター・F・パークス/ジム・ヴァン・ウィック
製作総指揮:スコット・ルーディン/バリー・ソネンフェルド/ジュリア・ピスター/アルビー・ヘクト
共同製作:スコット・エイヴァーサノ
音楽:トマス・ニューマン

オラフ伯爵:ジム・キャリー(山寺宏一)/レモニー・スニケットの声:ジュード・ロウ(松本保典)
クラウス・ボードレール:リアム・エイケン(内山昴輝)/ヴァイオレット・ボードレール:エミリー・ブラウニング(清水理沙)
ミスター・ポー:ティモシー・スポール(島香裕)/ストラウス判事:キャサリン・オハラ(金野恵子)
モンティおじさん:ビリー・コノリー(石塚運昇)/警官:セドリック・ジ・エンタテイナー(北川勝博)
禿げ男:ルイス・ガスマン(後藤哲夫)/白い顔の女:ジェニファー・クーリッジ(一条みゆ希)
ジョゼフィーンおばさん:メリル・ストリープ(谷育子)/サニー・ボードレール:カラ・ホフマン、シェルビー・ホフマン(川田妙子)

2004年
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