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「マイノリティ・リポート」
投稿日 : 2005/07/15 20:23
投稿者 Excalibur
参照先
監督:スティーブン・スピルバーグ
脚本:スコット・フランク/ジョン・コーエン
原作:フィリップ・K・ディック
製作:ジェラルド・R・モーレン/ボニー・カーティス/ウォルター・F・パークス/ヤン・デ・ボン
製作総指揮:ゲイリー・ゴールドマン/ロナルド・シュゼット
音楽:ジョン・ウィリアムズ

トム・クルーズ/コリン・ファレル/サマンサ・モートン/マックス・フォン・シドー

2002年
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夢のコラボ?
投稿日 : 2005/07/15 20:23
投稿者 Excalibur
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3人の予知能力者によって予知され、事前に犯人は犯罪予防局によって捕らえられるため、殺人事件がゼロとなった2054年の世界。完璧と思われたシステムだったが、ある日予防局のチーフは自分が36時間後に会ったこともない男を殺すと予知され、仲間たちに追われる身となる。実は3人の予知は必ずしも一致しないことがあり、その少数報告(マイノリティ・リポート)は破棄されるという。その中に真の未来があるのだろうか?!
SFというシチュエーションを借りたミステリー・サスペンス物で、罠にはめられた殺人犯の汚名を着せられた警察官の逃亡劇。原作としてクレジットされているのはフィリップ・K・ディックだが、さてそんな内容の小説あったのかな。
スティーブン・スピルバーグとトム・クルーズの顔合わせが話題になったが、興行的には物足りない結果に。内容も、ジョン・ウィリアムズの音楽はサスペンスを盛り上げているものの、画面がそれに応えているとは言い切れないし、伏線の張り方もあまり上手いとは言えず平凡な出来だ。せっかくの「マイノリティ・リポート」も活かされていない。トム・クルーズのファンなら一応押さえておいても良いかもしれないが、過剰な期待は禁物である。それに145分は長すぎる。当時は劇場に見に行くつもりで前売券まで買っておいたのだが、何となく見る気が薄れて譲ってしまったのだが、それで正解だったのかも。代わりに行った職場の後輩の女の子は満足したみたいだし。
DVDには2種類の吹替版を収録。ビデオでもリリースされている堀内賢雄版は悪くない、というかかなり気に入った。自分の中で決定打といえるキャストがないトム・クルーズの声には、最近活用されている森川智之よりも合っているかもしれない。どういうわけか、時折鈴置洋孝っぽく聞こえてしまったのは気のせいか。
もう一方は『仮面ライダー龍騎』こと須賀貴匡ヴァージョン。こちらは下手とかいう以前に、癖のある喋り方が耳障り。一体何を狙っての起用だったのか、さっぱりわからない。

          (2005/7/10 VIDEO)
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