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「となりのトトロ」
投稿日 : 2005/11/12 10:15
投稿者 Excalibur
参照先
製作:徳間康快
企画:山下辰巳/尾形英夫
音楽:久石譲
プロデューサー:原 徹
原作・脚本・監督:宮崎駿

(声)
日高のり子/坂本千夏/糸井重里/島本須美
北林谷栄/高木均/丸山裕子/鷲尾真知子
鈴木れい子/広瀬正志/雨笠利幸/千葉繁

1988年
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ぼやいてみる・・・。
投稿日 : 2005/11/12 10:16
投稿者 Excalibur
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今じゃ「宮崎駿=ジブリ=トトロ」というくらいメジャーな存在。スタジオジブリのシンボル・マークでもある。
しかし当時は作品の評価は高かったものの、興行成績はサッパリだったのは既に忘れられているんだろうなぁ。
僕もジブリ製作の宮崎監督作品のうち、これだけ映画館に見に行っていない。
併映の『火垂るの墓』を敬遠したってこともあるのだが(こちらは未だに見てない)。
でも「作品の評価は高かったものの」って、そんなに優れた作品なのかな?
お話は行き当たりばったり。
オムニバス、数珠繋ぎ、串だんご型、要するにただ繋いだだけ。起承転結がなってない。
舞台となっている農村風景に惹かれるのはわかる。
が、既に僕らの世代でさえ郷愁を誘われるというものではない、知らない世界だ。
僕が共感出来るのは、ジブリ作品なら『耳をすませば』のニュータウンの描写。
モデルとなった町に馴染みがあるということもあるけれど。
知らないから憧れる?理想郷に見える?――そういうことなんだろうか。
そんあことよりも、ただトトロというキャラクラーが可愛いだけなんじゃないの? それなら納得。
でもこのお話って、トトロがいなくても成り立つんだよね。出番も少ないし。
いや、出番が少ないから可愛さが引き立つというのもあるかね。

逆に何ゆえ僕は『となりのトトロ』という作品を(キャラクターを、ではなく)評価出来ないのか。
さつきちゃんは良い子だけど、メイの我侭ぶりは許せない。
あの傍若無人さ身勝手さは、幼児といえども許せるものではない。だから好きになれないのか。
無理やり学校に押しかける。先生も他の生徒もいい迷惑だ(さつきちゃんにとっても)。
お母さんを心配して迷子になる。村中総出で迷惑かけっぱなし。
本来ならここでお父さん、お母さんがキッチリとメイに教えてあげるべきだ。しかしそれもない。
お母さんは不在だし、お父さんには威厳というか責任感が見て取れない。
だから見ていて最後までイライラさせられっぱなし。しかも作品はそのメイの立場を終始肯定したままで終ってしまう。
その昔「私は子供が嫌いだ」という伊武雅刀の歌?がヒットしたことがあったけど、結局そういうことなのかな、と思う。

            (1990/1/21 VIDEO)
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