「オーシャンズ12」
投稿日 | : 2006/03/20 12:29 |
投稿者 | : 久保田r |
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<スタッフ>
製作総指揮:ジョン・ハーディー/スーザン・イーキンズ/ブルース・バーマン
製作:ジェリー・ワイントローブ
監督:スティーブン・ソダーバーグ
脚本:ジョージ・ノルフィ
音楽:デヴィッド・ホルムズ
<出演>
ジョージ・クルーニー/ブラッド・ピット/マット・ディモン/キャサリン・ゼダ=ジョーンズ/アンディ・ガルシア/ドン・チードル/ジュリア・ロバーツ/小山力也/細井治/竹若拓磨/沢梅陽子/内田直哉/大黒和弘
Re: 「オーシャンズ12」
投稿日 | : 2006/03/20 12:31 |
投稿者 | : 久保田r |
参照先 | : |
分かりづらいかなぁ…ストーリーが…。見る前はこんなに感想の書きづらい映画だとは思わなかった。「見た」それ以上の感想が正直なところない。
話は前作の「オーシャンズ11」から繋がっていて、今回改めて各キャラの説明をしていないので、人間関係を踏まえたいという人は前作を見てから見ると分かりやすいかも知れない。両作とも「オーシャンズ11」「オーシャンズ12」と仲間の人数をタイトルに付けてはいるが、実際にストーリーの核となっているのはジョージ・クルーニー演ずるダニーと、ブラッド・ピット演ずるラスティの二人なので、この二人を押さえておくと大方のことは理解出来る。
そして今作の内容は、再び仲間が集まって「卵」を盗むという、この盗み自体はわくわくする内容。難易度の高い盗みをどうやるかという辺りに”オーシャンズ”の醍醐味があるのだが、今作はダニーの片腕であるラスティの女性関係が絡んできているので話がややこしくなっている。いや、ラスティの惚れている相手が利き腕の女刑事ということだけなら設定としてはアリなのだが、これに誰が泥棒No.1だとか、仲間たちの家族の話やら登場人物が多く出てきて、風呂敷が広がり過ぎて分かりづらくなっている。もっと整理したキャストで見たかった。
シナリオもコメディタッチで行きたいのか、シャレの効いたシリアスで行きたいのか、両方がブレンドされていてノリが掴みにくい。映画自体はお洒落な映像で、台詞も巧みで、音楽もファンクな感じなので、絵的には良いのだけれど、肝心なストーリーの核が掴みにくくどうもノリきれない。ストーリーの焦点が絞り切れていないのが残念。
ダニーの妻役、ジュリア・ロバーツが、ジュリア・ロバーツ役で泥棒劇に参加。ここのシーンではブルース・ウィリスがブルース・ウィリス役としても出演しているので、ここのシーンだけは大笑い出来て楽しい。お洒落なセレブな映画を楽しみたいという時にはおすすめ。