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「0093女王陛下の草刈正雄」
投稿日 : 2008/09/26 16:58
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:篠崎誠
プロデューサー:丹羽多聞アンドリウ
脚本:加藤淳也
撮影:伊澤昭彦
美術:金勝浩一
編集:佐野由里子
音楽:遠藤浩二
主題歌:「コードネームは0093」草刈正雄
効果:小山秀雄
殺陣:秋永政之
助監督:井上雄介

<出演>
草刈正雄/黒川芽以/麻有/彩輝なお/和田總宏/唐橋充/水野晴郎/森田正光/嶋田久作/森下能幸/諏訪太朗/中原和宏/内木英二/松澤仁晶/浜崎茜/角秀一/西歩見/砂王里、他

<ストーリー>
甘いマスクの二枚目俳優、草刈正雄は、スターとして活躍していた。だが、それは表の顔で、裏の顔はコードネーム0093を持つスパイ。ある日、諜報活動を命じられた草刈正雄は、新兵器を手に仕事へと向かう。

2007年 日本 エム・エフボックス
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Re: 「0093女王陛下の草刈正雄」
投稿日 : 2008/09/26 17:00
投稿者 久保田r
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 タイトルを見て想像が付くように迷うことなくコメディもの。日本初のスパイ・パロディー映画とのことで「007」のパロディーが多く、コメディながらもアクションも一応ちゃんと多少ある。

 「コードネーム0093」の「93」は、「草刈」の「草」を表していて、「刈」はどこへ行ったか定かではないとのこと。そして、タイトルには「女王陛下の」とあるが、女王陛下は一度たりとて登場しないし、「私のことはコードネームで呼びたまえ」と毎回注意する森田正光さんが演じる日本支部長(?)のコードネームも一切登場しないという、とにかく始めから終わりまでとぼけた調子でダジャレやスパイ映画のパロディーや特撮ヒーローもののパロディーを織り込みながら展開していくという内容。和製「裸の銃を持つ男」(レビュー:http://chaos-i.com/review/cinema/patio.cgi?read=844&ukey=1)といった感じ。

 主役の草刈正雄さんは、歳を取ってもやはり格好いい。女性とのシーンは全てサマになっていて、相手の女性の年齢に合わせた微妙な違いのある言い回しがセクシー。さすがの貫禄。他のキャストも見た目通りの意外性のないキャスティングで思った通りに楽しめるし、何はともあれ草刈正雄さんの行き当たりばったり的な演技が楽しい。台詞はきちんと入っているようだけど、真面目なのかとぼけているのか分からない草刈さん独特の”ノリ”の演技が面白さを出していて、草刈正雄さんあってのコメディー映画となっている。

 銃弾が飛んで来るようなアクションシーンでは、役者が自らスローモーションの動きをしていたり、演技している後ろでUFOが襲撃していたり、レモン汁を顔にかけられて「あふぃぃ〜!」と叫んだり、ともかく随所で面白いシーンばかり。私的には「仮面ライダー555」出身の唐橋充くんの存在が楽しかったけれど、マネジャーを演じた宝塚出身の彩輝なおさんも楽しい存在だった。映画の序盤では、故・水野晴郎氏が出演し、あの名台詞を使用して草刈正雄さんと会話しているシーンがある。
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