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「M:i:III」
投稿日 : 2007/09/12 14:57
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:J・J・エイブラムス
製作:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー
製作総指揮:ストラットン・レオポルド
原作:ブルース・ゲラー
脚本:J・J・エイブラムス、アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチー
撮影:ダニエル・ミンデル
音楽:マイケル・ジアッキノ
テーマ音楽:ラロ・シフリン

<出演>
トム・クルーズ/フィリップ・シーモア・ホフマン/ヴィング・レイムス/マギー・Q/ジョナサン・リス=マイヤーズ/ミシェル・モナハン/ローレンス・フィッシュバーン/ケリー・ラッセル/ビリー・クラダップ/サイモン・ペッグ/エディ・マーサン/バハー・スーメク/グレッグ・グランバーグ/トレイシー・ミッデンドーフ/ベラミー・ヤング/サッシャ・アレクサンダー、他

<ストーリー>
婚約披露パーティーの途中でイーサンはIMFより呼び出しを受ける。拉致された教え子を救いにイーサンはチームを組んで急行するが、頭の中に仕掛けられた爆弾により教え子は命を落とす。落胆したイーサンは、教え子が追っていた敵を確保するも武装グループに襲われ奪われる。そして、イーサンの婚約者が拉致される。

2006年 UIP
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トム・クルーズ主演の<ミッション:インポッシブル>シリーズの第3作目
投稿日 : 2016/03/22(Tue) 22:54
投稿者 Excalibur
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一線を退き、今は教官をしているイーサン・ハントの元に、教え子リンジー(ケリー・ラッセル)が任務中に捕えられたとの知らせが入る。彼女は武器ブローカーのディヴィアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)を調査中だったのだ。正体を隠し、ジュリア(ミシェル・モナハン)との新しい生活を始めようとしてたイーサンは迷うが、結局救出作戦に参加。しかし彼女は殺されてしまう。
生前の彼女が密かにイーサン宛に残したメッセージにより、IMFのブラッセル局長(ローレンス・フィッシュバーン)がディヴィアンと結託して裏切り行為を働いていることを知ったイーサンたちは、単独でディヴィアンの身柄を確保するものの、武装集団の襲撃によって奪い返され、イーサンもまた拘束されてしまう。その間にディヴィアンはイーサンの妻となったジュリアを誘拐、イーサンに協力を強要する。
直属の上司マスグレイブ(ビリー・クラダップ)の手引きで脱出に成功したイーサンは、ジュリアを救い出すべく行動を開始するが、それは更なる大きな罠だったのだ…。

今回イーサンとチームを組むのはお馴染みルーサー(ヴィング・レイムス)に、デクラン(ジョナサン・リース=マイヤーズ)、ゼーン(マギー・Q)というメンバー。皆勤賞なのはルーサーだけですね。

開巻すぐにイーサンとジュリアが絶体絶命。はたしてどうなるか?というところから時間を戻し、イーサンの幸福そうな日常生活を紹介し、そして再び危険な任務へと駆り出されて行く様を描いて行くという構成はなかなか秀逸ではありますが、スパイが国家の任務とかをそっちのけで、奥さん助けるためだけに奮闘するというお話なのはどうなのかなあという気もします。

そもそも現場を離れたからという気の緩みからなのか、あっさりと婚約、結婚までいってしまうイーサンに違和感ありあり。
IMFを辞めるならいざ知らず、在籍のまま真っ当な結婚生活が送れると考えているのだとしたら甘い甘い。案の定極秘任務に呼び出され、奥さんに内緒で突っ走り、挙句の果てに何も知らない奥さんを人質に取られちゃったりで散々。
それに組織内(身内)に裏切り者パターンも流石に飽きてきます。

どの程度スタントマンを起用しているのかわかりませんが、相変わらずトム・クルーズはかなりの量のアクションを自分でこなしているようで、これがCG合成などの誤魔化しでないならば大したもんです(というか、よくエージェントが許可してるなあと思いますけど、自身でプロデューサーを兼任しているからなのかしらん)。

1作目のエマニュエル・ベアールを別格にすると、なんとなく微妙な女優さんばかりという印象が残るこのシリーズですが、そんな中でもセクシーなアクションをチラっと見せてくれるマギー・Qはなかなかポイント高いと思います。もうちょっと出番が多いと良かったんですが。
そして奥さん役のミシェル・モナハンがもうちょっと綺麗だったらなあ…。

この作品が劇場作品の監督デビューとなったJ・J・エイブラムスは、「スター・トレック」や「スター・ウォーズ」を再構築するなど、今では映画界で最も影響力のある人物の一人に。
トム・クルーズの慧眼か。

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Re: 「M:i:III」
投稿日 : 2007/09/12 15:01
投稿者 久保田r
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 トム・クルーズ主演、スパイアクション・シリーズ第3弾。このシリーズに関しては1作目から見続けているが、何故こうも毎回タイトルの表記が異なるのかという素朴な疑問を感じつつ、とにかく今回もアクションとサスペンスをハードに展開しているスリル満点の仕上がりとなっている。

 派手な仕掛けと爆発とアクションの刺激的なシーンがめまぐるしく展開され、その中でお約束のシーンが随所に盛り込まれている。1作目でCIA本部に潜入したワイヤーアクションのあのポーズを今回も見ることが出来るし、2作目で屋上からビルに潜入したアクションのアレンジ版とも言えるスカイダイビングアクションも見ることができる。他にも廃墟ビルでの派手なドンパチや、ヘリ同士のアクション、橋の上での武装グループとの戦いなど、とにかくアクションが次から次と巻き起こって視覚的な退屈さがない。

 そして今回は、チーム行動が上手く活かされていて、バチカンでのミッションはチーム最大の見せ所。一人一人が絶妙なタイミングで危機をすり抜けていて、ハラハラとするサスペンスを味わうことができる。しかし、最大のサスペンスは後半のイーサンの婚約者、ジュリアの救出シーン。ジュリアに銃口を向けるディヴィアンとイーサンのやりとりは、サスペンスフルな展開となっている。

 シリーズが進むにつれ、前作よりもアクション度が増していくのは分かる気もするのだが、映画の技術が進むにつれて非現実度がパワーアップしていくのはどうなのだろう…と少しだけシリーズの方向性に危惧感を覚えつつ、それよりも何よりもイーサンとルーサー以外のキャラクターに定着性がなく、今回初めて登場する人物が多いにも関わらずいきなりイーサンの婚約者ですと現れたジュリアをどう位置づけたらいいのだろうと少々戸惑った。婚約者だから命を賭けるほど愛しているという設定によりロマンスの過程をすっ飛ばしている。これは少々乱暴過ぎないかとも思ったが、「ラビット・フット」を奪う為に上海のビルに潜入するミッションも屋内のシーンは全部すっ飛ばしていたので、今作品はアクションとサスペンス重視の内容ということで一応納得している次第。シナリオの組み立てが、定石破りではないかと思えるほど細分化されて行きつ戻りつしているので、先の展開が読めない点はなかなかよく出来ているのだが、別の角度から見ると、盛り沢山のアクションとサスペンスを重視しているばかりに、単調にならないように間に人間ドラマを挟んでいるようにも見えた。

 とにかく、これは命がいくつあっても足りないわ…という派手なアクションが次々と起こる。スリル、サスペンス、アクションの三拍子を楽しみたい時に。
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