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「ウエディング宣言」
投稿日 : 2007/06/05 14:43
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:ロバート・ルケティック
製作:クリス・ベンダー、J・C・スピンク、ポーラ・ワインスタイン
製作総指揮:リチャード・ブレナー、トビー・エメリッヒ、マイケル・フリン
脚本:アーニャ・コショフ
撮影:ラッセル・カーペンター
プロダクションデザイン:ミッシー・スチュワート
衣装デザイン:キム・バレット
編集:スコット・ヒル、ケヴィン・テント
音楽:デヴィッド・ニューマン

<出演>
ジェニファー・ロペス/ジェーン・フォンダ/マイケル・ヴァルタン/ワンダ・サイクス/アダム・スコット/モネット・メイザー/アニー・パリッセ/ウィル・アーネット/エレイン・ストリッチ/スティーヴン・ダンハム/ランディ・ヘラー/マーク・モーゼス/トミコ・フレイザー、他

<ストーリー>
チャーリーは、派遣の仕事である犬の散歩中に理想の男性と出会う。運命的な再会を重ね、二人は恋人同士に。そして、ケヴィンの母親に会いに行った日、チャーリーは母親の前でプロポーズを受ける。その時を境に、チャーリーとヴァイオラの戦いの火蓋は切って落とされた。

劇場未公開
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Re: 「ウェディング宣言」
投稿日 : 2007/06/05 14:45
投稿者 久保田r
参照先
 永遠のライバルである嫁vs姑のドタバタ・ホーム・コメディ。姑役のジェーン・フォンダの演ずるキャラクターが強烈で、あの手この手で息子の結婚の邪魔をしようとするところが面白い。対する婚約者のチャーリーも姑の正体を知るや戦いを容赦なく受けて立ち、「目には目を歯には歯を」の攻防が日夜繰り広げられる。

 キャラクター設定が絶妙で、明るく前向きなチャーリーの友人には、ケータリングの仕事をしている女友達と何の仕事をしているかは分からないゲイの男友達がいて、チャーリーの差別意識のなさをさらりとストーリーに組み込んでいるし、フリーのジャーナリストとして大成功したヴァイオラには、頼りになる懐の広い女性の付き人がいてバランスが取れている。ヴァイオラの息子でありチャーリーの結婚相手、ケヴィンは、優秀な外科医であり、日に何度もかかってくる母親からの電話に付き合うほど母親思いではあるが、過度のマザコンではないので、優しい青年で好感が持てる。これらの魅力的かつユニークなキャラクター達に囲まれて、姑vs婚約者の戦いは結婚式に向けて激化の一途を辿り、ストーリーが面白く動いていく。

 姑の息子を思うあまりの妨害工作が面白く、それに対抗する婚約者も負けじと知恵を働かせて対抗するので、本当に楽しく見ることができる。結婚式当日には、姑が真っ白な衣装を着て最後の戦いを挑むが、タイミングよく姑の姑(すなわちケヴィンの祖母)が登場し、チャーリーの目の前で嫁vs姑の毒舌合戦を繰り広げ、それを見たチャーリーは絶望に囚われ、「今のは、30年後の私たちだわ…」とつぶやいて結婚を止めようとする。ヴァイオラは付き人であるルビーから「ケヴィンは不幸に見える?」と言われ、母親としてどうすべきかに気づく。そして、チャーリーとヴァイオラは今後のことについてきちんと話し合う。

 この結婚式当日のチャーリーとヴァイオラのシーンは、心からホっとするシーンで、思わずホロっとくる。こういうシーンを見ると、本音をぶつけ合う嫁と姑の関係もいいものだな…という気になる。結婚には避けて通れない嫁姑問題。せめてコメディ映画で痛快に。
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