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「きっと忘れない」
投稿日 : 2001/01/26 22:49
投稿者 かじられ星
参照先
官僚になるために優等賞を取って卒業することを目指す、名門ハーヴァードの学生、モンティ。大学の図書館の地下に住む浮浪者、サイモン。雪の降る冬のキャンパスで二人は出会った。モンティの人生に強引に入り込んできたサイモンは、皮肉屋でロマンチスト、図々しくて陽気。そして誰よりも自由に、自分の基準で世の中とつきあっていた。心の奥のナイーヴな部分から目を背け、必死でエリートコースを歩んできたモンティを、サイモンの言葉が、初めは痛みを伴って、そして次第に静かな力をもって揺り動かす。そしてモンティの3人のルームメイトたちにとっても、サイモンの存在は次第に大きなものとなっていった。喜びや怒り、優しさや恐れ、憎しみや愛……相反するさまざまな感情をそのまま受け入れて生きているサイモンのような人間に、彼らは初めて出会ったのだ。恋焦がれた女と初めて愛し合った砂浜に落ちていた小石を大切に持っているサイモン。ゾラとホイットマンを愛し、ハーヴァードの教授を議論で打ち負かしたサイモン。死の予感に子供のように怯え「地獄はあるかな」とつぶやいたサイモン。自分の心が震える瞬間だけを大切に抱きしめて生きてきた彼は、やがて形あるものを何も残さず死んでいく。しかし、モンティと彼のルームメイトたちの心の中には、サイモンと過ごした、きらめくような一瞬一瞬が残された・・・。
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作品データ
投稿日 : 2003/08/16 22:25
投稿者 かじられ星
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製作:ポーラ・ウェインスタイン/エイミー・ロビンソン 
製作総指揮:ジョン・ピーターズ/ピーター・グーバー 
脚本:ウィリアム・マストロシモーネ 
音楽:パトリック・レナード
監督:アレック・ケシシアン 
 
ジョー・ペシ 
ブレンダン・フレイザー 
モイラ・ケリー 
パトリック・デンプシー 
ジョシュ・ハミルトン 
ゴア・ヴィダル 

1994年

(管理人) 
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Re: 「きっと忘れない」
投稿日 : 2001/01/26 22:51
投稿者 かじられ星
参照先
私が今まで出会った映画で、泣いてしまった映画No.2です。
日本では、たぶんヒットしなかったんじゃないかな?
主題歌はマドンナだったんですけどね〜。
なんの気なしにミニシアターで見て心を鷲掴みされちゃいました。
 筆舌し難いサイモンの圧倒的な存在感! 学歴を否定
教授との議論のシーンでは台詞の1つ1つに重みがあり、「悲しい」とかそんな単純なことではなく、心の奥底からブルブル震えるような感情が沸き上がり、理由もわからず泣いていました。

忘れかけていた大切な何かが見つかります。
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