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「キンダガートン・コップ」
投稿日 : 2006/10/25 16:21
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:アイヴァン・ライトマン
製作:アイヴァン・ライトマン、ブライアン・グレイザー
製作総指揮:ジョー・メジャック、マイケル・c・グロス
原案:マーレー・セーレム
脚本:マーレー・セーレム、ハーシェル・ワイングロッド、ティモシー・ハリス
撮影:マイケル・チャップマン
音楽:ランディ・エデルマン
字幕:戸田奈津子

<出演>
アーノルド・シュワルツェネッガー/ペネロープ・アン・ミラー/パメラ・リード/リンダ・ハント/リチャード・タイソン、他

<ストーリー>
長年、麻薬売買人のクリスプを追っていたキンブル刑事は、クリスプの別れた妻が住んでいるというオレゴン州のアストリアへ同僚の女性刑事と共に向かった。クリスプの子供が通っている幼稚園へ教師役として潜入したキンブル。だが強敵は、クリスプでもなく別れた妻でもなく、6歳児の子供たちだった!

1990年 アメリカ ユニヴァーサル=UIP配給
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Re: 「キンダガートン・コップ」
投稿日 : 2008/01/03 10:00
投稿者 Excalibur
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従来のイメージを逆手に取ることによって、作品を面白くすることに成功した作品。シュワルツェネッガーも上手い役者になったものだ、と感じさせてくれた一本。
世間で騒がれているほどコメディ色が強いとも思わないが、ハート・ウォーミング・ピクチャーではあるし、ガキに喰われっぱなしのガキ映画ではなく、しっかりとシュワルツェネッガー映画になっているし、ラストも予想通りかつ納得出来るものなので満足。
ただ、間違っても続編は作らないで下さいね。
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Re: 「キンダガートン・コップ」
投稿日 : 2006/10/25 16:21
投稿者 久保田r
参照先
 ミスキャストが楽しい映画。あのマッチョで体の大きい凄みのあるシュワルツェネッガーが、幼稚園の教師となって子供たちと毎日明るく過ごすシーンが楽しい。捜査の相棒の女性刑事が食べた物にあたって移動中ずっと嘔吐していたり、勤め先の学校の校長先生が小柄で背の低い初老の女性だったり、女性刑事の婚約者がいい味を出していたりと、シュワルツェネッガーと比較して愉快なキャストの妙を楽しむことが出来る。

 そんな中でも刑事物として押さえるべきところは押さえていて、シュワルツェネッガーに追われる犯罪者・クリスプとその母親とクリスプの別れた妻はビシっとした俳優が演じている。冷酷なクリスプによるバイオレンスなシーンは、一瞬にしてシリアスな展開となり、息つく間もない緊張したシーンが続く。クリスプの別れた妻・ジョイスは、シュワルツェネッガーが勤める学校の教師で、シュワルツェネッガーと恋仲になるのだが、とても綺麗な女性。彼女との絡みのシーンは、恋愛のドキドキ感をも味わえる展開となっている。

 ストーリーは割とよく出来ていると思う。刑事と幼稚園というミスマッチさが楽しいし、子供たちと触れ合って人間が丸くなっていく鬼刑事・キンブル(シュワルツェネッガー)の変化は人間らしさが感じられて微笑ましい。だが、今一歩配慮が及ばないところがある。子供たちと触れ合う楽しい映画ではあるのだけれど、冒頭はハードなバイオレンスなシーンだし、終盤のクリスプとキンブルの対決では子供の目の前で銃撃戦が行われている。子供がその銃撃戦を見ているというショッキングな映像ではないが、ストーリーの流れとしてその子供の父親と教師が銃撃戦を行うという内容になっているので、子供と一緒に楽しめる映画という風には勧められない。他にも幼稚園に通う子供たちのほとんどの親が離婚していたり、子供を虐待する親がいたり、父親をなじる母親の台詞を真似する子供がいるなど、子供が見るには少々キツイ内容が含まれているので、ある程度精神がしっかりした年齢からの鑑賞を勧める。

 全体的な内容としては面白い。シャレの分かる大人が見ると楽しめる映画だと思う。
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