「ポセイドン」
投稿日 | : 2006/05/28 16:49 |
投稿者 | : F20! |
参照先 | : http://homepage3.nifty.com/HiroMacky/999iroha.html |
今から34年前の名作『ポセイドン・アドベンチャー』のリメイクです。
封切は6月に入ってからですが、昨日は先行上映だったので、思わず観ちゃいました。
なのでネタバレがあるかも知れませんから、ご注意下さい。
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豪華客船「ポセイドン号」が突然の大波によって転覆し、上下が逆さまになってしまう。
その極限的な状況から脱出を試みようとする一部の乗客たち。
差し迫った状況の中で突きつけられる決断と、極限のドラマ。
果たして彼らは脱出できるのか?!
基本的な設定は前作と同じです。
ただし『タイタニック』でも見られたような、沈没までの科学的な最新情報を用いて作られた最新CGや特撮もあり、極限化での人間ドラマは最後までハラハラドキドキさせられました。
前作の人物設定とかはよく知らないので、すんなり楽しめました。
多分、前作に詳しい人でも楽しめると思います、ハイ。
Re: 「ポセイドン」
投稿日 | : 2007/01/02 12:54 |
投稿者 | : Excalibur |
参照先 | : |
ニューイヤー・イヴのパーティーの最中、豪華客船ポセイドン号は巨大波の影響で転覆、生き残った人々が決死のサバイバルを試みる、というシチュエーションはそのままに、登場人物の設定は全て入れ替えた『ポセイドン・アドベンチャー』のリメイク版です。お話は最早別物と言っても良いくらいですが、ポール・ギャリコの名前は原作者としてきちんとクレジットされています。
オリジナル版は117分という時間の中で、人間ドラマもパニック描写もふんだんに盛り込まれていましたが、今回の作品はもっと短い98分。かなりタイトな展開の中で登場人物も減らされ、そのために人間ドラマが描けていないという評価もあるようですが、基本的にこの手の作品はハラハラドキドキをきちんと描かれていれば良しとすべきではないでしょうか。
癖のある連中が多かったオリジナル版(主役のジーン・ハックマンもアーネスト・ボーグナインもかなりエキセントリック!)に比べると、こちらは基本的に善人ばかり。違う意味で登場人物たちの運命に涙するというものです。
それにしてもポセイドン号は、正に”海の上の高級ホテル”といった趣きで圧倒されます。あの『タイタニック』から更に進んだ映像技術を駆使し、冒頭部分ではカメラが嘗めるように全景を捉えていますが、そのショットだけでもため息が出ますね。
一転して、事故が起きてからはあまり船の巨大感を感じないのが玉に瑕ですが(苦笑)、それでもこの主役というべきポセイドン号を(セット、CG含めて)見るだけでも、この映画は一見の価値ありと言えそうです。
最近DVDが発売になりましたが、『ポセイドン・アドベンチャー』の廉価版が同時に再発売されたのは兎も角、『ポセイドン・アドベンチャー2』などという珍品も商品化されるとは思いませんでした。こちらもそのうち観て、レビューしたいなと思っております。