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「エバラ家の人々」
投稿日 : 2006/06/27 13:53
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:高田大嗣
製作:六鹿英雄
プロデューサー:三橋理英子
脚本:鴨居達比古、高田大嗣
撮影:林兆
音楽:丸山雅仁
美術:横山豊
編集:飯塚勝

<出演>
浅茅陽子、神田正輝、田中規子、中山竜二、志垣太郎、宝生あやこ、芦川よしみ、萩尾みどり、キラー・カーン、オスマン・サンコン、他

<ストーリー>
団地に住むエバラ家は、念願の一戸建てを購入。家のローン支払いの為、「お肉の日」は月1回など、一家一丸となって家計を切り詰める。

1991年 ニュー・センチュリー・プロデューサーズ
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Re: 「エバラ家の人々」
投稿日 : 2006/06/27 13:53
投稿者 久保田r
参照先
 当時、好評を博したCMから派生した映画。エバラとはあの焼肉のタレでお馴染みの「エバラ」のことであり、浅茅陽子が出演したCMが評判を呼び波に乗って映画まで作った。浅茅陽子が母親役、神田正輝が父親役、他に男の子一人、女の子一人、父親の母を入れて5人家族のエバラ一家。

 映画は、普通のドタバタしたホームドラマがそのままスクリーンになっただけのもので、映画ならではの見せ場や感動的なシーンなどはなく、内容もドタバタとした短いシーンが繋がっているだけの奥行きも深みも感じられない内容となっているので、映画から得られるものはこれといってない。だが、唯一、心温まる展開となっているのは、大黒柱の父親が癌で余命4ケ月と宣告され、改めて家族の幸せとは何かと、みんなが振り返り改心するところ。結局、癌と宣告された父親は、やくざの親分と入れ替わっており、癌だったのはやくざの親分で、エバラ家の父親は元気でその後も家族の為に働くという締めくくりになっている。

 ドタバタと短いシーンが入れ替わり立ち替わりするので、何とも落ち着かない映画だが、楽しく見ていられるのがこの映画の良いところだと思う。泣けるとか感動するとかはないが、映画らしく日常と非日常をクロスさせたホームドラマ映画だと思う。神田正輝が気弱な父と豪気なヤクザの親分の二役を好演している。
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