トップページ > 記事閲覧 
「ドラゴンハート」
投稿日 : 2006/06/22 14:34
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:ロブ・コーエン
製作:ラファエラ・デ・ラウランティス
製作総指揮:パトリック・リード・ジョンソン
原案:パトリック・リード・ジョンソン、チャールズ・エドワード・ポーグ
脚本:チャールズ・エドワード・ポーグ
撮影:デヴィッド・エグビー
SFX:インダストリアル・ライト・アンド・マジック
音楽:ランディ・エデルマン

<出演>
デニス・クエイド、ショーン・コネリー、デイヴィッド・シューリス、ピート・ポスルウェイト、ディナ・メイヤー、ジュリー・クリスティ

<ストーリー>
中世ヨーロッパ、農民の反乱によって王は殺され、王子もまた瀕死の重傷を負った。女王は、ドラゴンに王子の命を助けるように頼み込み、王子はドラゴンの心臓の半分をもらって一命を取り留めた。生き延びた王子は王となり、父にも負けぬ悪政を敷いて農民を苦しめた。王子の剣の師であったボーエンは、ドラゴンと力を合わせて立ち向かった。

1996年 UIP
記事編集 編集
Re: 「ドラゴンハート」
投稿日 : 2006/06/22 14:34
投稿者 久保田r
参照先
 話の辻褄が少々分かり難い展開ではあったが、頭の中で補いながら見ているとなかなか良いストーリーだと思った。ドラゴンに頭を下げてまで助けた王子が残虐な性格になったのは、ドラゴンのせいだと思い込みドラゴンスレイヤーとなったボーエンと、王子に自分の心臓を分け与えて助けたドラゴンが、戦いの末に意気投合し仲間となったのは、戦い合った者同士のみに分かる絆。人間とドラゴンの友情を感じることが出来た。

 主要キャラクターの背景がバサッと省略されているので、王子が何故あんなに残酷な性格なのかという背景が分からず、ついでその母親である女王の性格もよく分からず、ボーエンも王子の剣の師という割にはあっさりと王子から離れたので、彼らの人間関係の有り様が分かり難く、ストーリーの世界に入り込むことは出来なかった。しかし、ストーリー自体は良いと思う。シーンの繋ぎがもう少し丁寧であれば、心に訴えることが出来たのではないだろうか。全体的にキャラの背景をもう少し描いて欲しかった。

 残虐な王子を殺すには、心臓を提供したドラゴンを殺すしかなく、ここの戦いのシーンでは息を飲んで見守った。友であるドラゴンを殺せないボーエンは、「私を殺せ」と言うドラゴンの頼みを聞くことは出来なかった。しかし、残虐な王子は襲いかかって来る。ボーエンは、意を決してドラゴンの心臓に斧を投じた。このシーンは最高のクライマックス。ドラゴンを殺すのがボーエンであって良かった。心に残るシーン。
記事編集 編集
件名 スレッドをトップへソート
名前
メールアドレス
URL
画像添付


暗証キー
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
コメント





- WEB PATIO -