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「女必殺拳」
投稿日 : 2010/08/11 16:45
投稿者 Excalibur
参照先 http://odin2099.exblog.jp/
1974年の製作である。
ということは、主人公・李紅竜を演じた志穂美悦子は、『大江戸捜査網』にレギュラー入りする前かな。兎に角『キカイダー01』終了直後のハズである。まだ彼女も18か9、シャープな美少女(!)という感じだった。
勿論当時小学生だった自分が、リアルタイムでこの映画を見ていた訳ではない。『01』や『大江戸捜査網』は一生懸命見ていたけれども。

で、<女必殺拳シリーズ>なのだが、自分が見たのはこの一作目だけ。しかもお話なんかどうでも良く(実際自分の趣味には合わなかったので大して面白くも思えなかった。暗いし)、ひたすらキャスティングの豪華さに惹かれて見てしまったのだ。
先ず麻薬Gメンである紅竜の兄が宮内洋、従兄の拳法家が南条竜也、紅竜を助ける少林寺拳法の達人に千葉真一、その女弟子に早川絵美、悪の大ボスに天津敏、幹部が山本昌平、用心棒が石橋雅史、その手下が大葉健二!
更に音楽が菊池俊輔(!!)というオマケ付き。

一般大衆には何が凄いのか良くわからないだろうけれど、志穂美悦子は『キカイダー01』のビジンダー=マリだし、宮内洋といえば『仮面ライダーV3』に『怪傑ズバット』、『秘密戦隊ゴレンジャー』のアオレンジャーに『ジャッカー電撃隊』行動隊長ビッグワンとヒーロー物の雄。
南条竜也は『変身忍者嵐』に『鉄人タイガーセブン』、早川絵美も後に『ザ・カゲスター』のベルスター役。大葉健二はこの後『バトルフィーバーJ』のバトルケニア、『電子戦隊デンジマン』デンジブルーを経て『宇宙刑事ギャバン』でブレイク。
天津敏は『隠密剣士』、『仮面の忍者赤影』、『水戸黄門』等々で数々の悪役を演じ、山本昌平は『スターウルフ』とか『電撃戦隊チェンジマン』、石橋雅史も『ジャッカー電撃隊』、『バトルフィーバーJ』、『科学戦隊ダイナマン』、『高速戦隊ターボレンジャー』と枚挙に暇がないし、千葉真一だって『七色仮面』に『アラーの使者』だもんね。

とまぁこんな訳で、ドラマファン、特撮ファン、東映ファン、ヒーローファンには堪えられない布陣なのだ。
この顔触れを見て、「おおっ!」と思われた方のみ必見!である。

  × × × ×

20年ぐらい前に書きなぐった文章が出てきましたので、そのまま(少し手を加えましたけど)掲載。
今は逆に、この映画を観たい気分にはならないかなぁ・・・。
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