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「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」
投稿日 : 2010/10/07 16:52
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
監督:デイヴ・フィローニ
製作:キャサリン・ワインダー
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
原案:ジョージ・ルーカス
脚本:ヘンリー・ギルロイ、スティーヴ・メルチン、スコット・マーフィ
音楽:ケヴィン・カイナー
テーマ音楽:ジョン・ウィリアムズ

2008年 ワーナー

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Re: 「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」
投稿日 : 2010/10/07 16:55
投稿者 久保田r
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 SF超大作「スター・ウォーズ」の劇場用長編アニメーション。ストーリーの舞台となっている時代は、「エピソード2」と「エピソード3」の間。分離主義と共和国によるクローン戦争の最中、ジャバ・ザ・ハットの子供が何者かに誘拐され、ジャバはジェダイに捜索を依頼する。オビ=ワンはジャバと交渉し、その間にアナキンとその弟子のアソーカは、ジャバの子供の救出へと向かう。だが、この誘拐は、分離主義のドゥークー伯爵の仕掛けた罠であった。

 「クローン・ウォーズ」というタイトル通り、戦いに次ぐ戦いの連続で、戦いがストーリーを運びキャラクターの心理状態のほとんどを占めてしているような内容。クローン戦争は激化の一途を辿り、ジェダイたちは苦戦を強いられる。だが、誇りを持ち続けて戦いに挑むジェダイたちの姿勢は潔く、どんな苦境に遭おうとも決して屈しない姿が格好いい。

 フルCGで描かれた映像は綺麗で、激しいアクションシーンの動きも滑らかで、各キャラクターの動きもよく描かれており、全体を通して集中力を持続して見ることができて良い作品だった。殊に主要キャラクターの動きや仕草がよく描写されていたので、オビ=ワンらしさ、アナキンらしさといったものがアニメに於いてもよく表現されていて大きな違和感なく見ることができた。

 少々残念に思ったは、キャラクターの表情が弱いこと。キャラクターの微妙な心理状態を巧みに描く日本のアニメーションに見慣れていると、それぞれのシーンのキャラクターの心境の変化が読み取り難く、多少の物足りなさが感じられた。だが、吹き替えではそういった物足りなさを声優の演技が補っており、またオリジナルと同じ吹き替え声優であるということもあって安心して鑑賞することができた。

 アニメならではの設定とキャラクターとアクションシーンがたくさん盛り込まれてあり、見応え十分。無茶なアクションをこなすアナキンの戦いのシーンや、その中でもベントレスは、アニメだからこそ活きているキャラクター。両手でライトセーバーを振りかざすアクションシーンは見もの。吹き替えた声優の声もぴったりと合っており、魅力的なキャラクターに仕上がっている。
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