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「超劇場版ケロロ軍曹/誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!」
投稿日 : 2011/02/14 16:18
投稿者 久保田r
参照先
<スタッフ>
総監督:佐藤順一
監督:山口晋
アニメーション制作:サンライズ
原作:吉崎観音
脚本:山口宏
キャラクターデザイン:追崎史敏
主題歌:平原綾香
オープニング曲:高田純次、松元環季

<声の出演>
渡辺久美子/小桜エツ子/中田譲治/子安武人/草尾毅/桑島法子/能登麻美子/斎藤千和/石田彰/池澤春菜/広橋涼/平松晶子、他

2010年 角川映画
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Re: 「超劇場版ケロロ軍曹/誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!」
投稿日 : 2011/02/14 16:22
投稿者 久保田r
参照先
 5作目となる劇場版。オカルトに興味のある冬樹は、ある日ケロロ達が戦いでボコボコにされてしまう夢を見る。夢を見た直後、手の平サイズのケロロそっくりのモアイ像が現れ、冬樹とケロロは、そのモアイ像を返すためにみんなにはナイショで二人きりでイースター島へと向かう。しかし、イースター島まで後少しという海上で、得体の知れない物体からの攻撃を受け、二人は海へと落下。離れ離れとなる。イースター島へ流れ着いた冬樹は、ケロロの捜索を開始する。

 今作は、超常現象をフィーチャーしており、イースター島が舞台であるため、オカルト好きの冬樹が大活躍。ちなみに冬樹の声は、川上とも子さんの代役として桑島法子さんが演じている。冬樹とケロロ小隊の他は、イースター島で現れた精霊たちと、今作の敵となるいたずら好きのアクアクだけが登場し、テレビシリーズでお馴染みのレギュラー陣は冒頭のみの登場。

 子ども向け作品であることを意識してか、悪役というキャラクター設定ではなく、「いたずら好き」という言い回しでキャラを設定している。ここまでソフトな設定と言い回しにする必要があるのかどうかは果たして疑問を覚えるところだが、終盤に「みんな、みんな、ともだち。ケロロも、アクアクも」という台詞があるので、今作品では、たとえそれが度を超す「いたずら」であっても、その存在を認めること…が、テーマとなっていることが分かる作りとなっていたと思う。…とはいえ、アクアクは、最後にはその存在を消されてしまう。いや、もしかするとアクアクの一部がイースター島のどこかに残っているのかも知れないが、その描写はないので、消滅したことになっている。存在を認めながらも激しいバトルの末に消滅という展開には、表面的なソフトさの裏にあるちょっとした矛盾さを感じてしまうのだが、それこそが人間関係の持つ複雑さを表しているのかも知れない…と感じたしだい。

 夏美の戦う姿が好きな私には、夏美の出番が冒頭のみであったため物足りなさがあったが、ガンダムのパロディシーンは健在で楽しかった。ガンダムとガンキャノンとガンタンクが登場。アクアクにやられてしまった後は、なんと3機が合体して活躍する。どう合体しているかは見てのお楽しみ。所々に細かな遊び心が満載で、その点は今作でも十分に楽しめて良かった。
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