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「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」
投稿日 : 2012/07/13 15:19
投稿者 久保田r
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<スタッフ>
監督:ジョー・ジョンストン
製作:ケヴィン・フェイグ
製作総指揮:ルイス・デスポジート、ナイジェル・ゴストゥロウ、アラン・ファイン、スタン・リー、デヴィッド・メイゼル
脚本:クリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリー
撮影:シェリー・ジョンソン
衣裳デザイン:アンナ・B‥シェパード
編集:ジェフリー・フォード、ロバート・ダルヴァ
音楽:アラン・シルヴェストリ
音楽監修:デイヴ・ジョーダン

<出演>
クリス・エヴァンス/トミー・リー・ジョーンズ/ヒューゴ・ウィーヴィング/ヘイリー・アトウェル/セバスチャン・スタン/ドミニク・クーパー/トビー・ジョーンズ/スタンリー・トゥッチ/ニール・マクドノー/デレク・ルーク/ケネス・チョイ/リチャード・アーミテージ/JJ・フィールド/ブルーノ・リッチ/サミュエル・L・ジャクソン、他

2011年 パラマウント
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「アベンジャーズ」フェイズ1 第五章
投稿日 : 2014/02/27(Thu) 21:32
投稿者 Excalibur
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正義感は強いものの貧弱な肉体のせいで、徴兵検査にことごとくはねられたスティーブ・ロジャースだったが、スーパーソルジャー計画によって”超人”に生まれ変わり、念願の戦場に立つことに。
しかし研究を推進してきた博士がヒドラ党によって殺害されたため計画は凍結、スティーブはヒーロー”キャプテン・アメリカ”として軍のマスコット扱いされてしまう。
ショーは満員、コミックや映画にもなって大人気のキャプテン・アメリカだったが、戦地での慰問の際に兵士たちから罵声を浴びせられたことで、所詮自分は見せものに過ぎないと思い知らされる。
そんな時親友のいる部隊が襲われたことを知り、単身敵地に乗り込んで捕虜となっていた兵士たちを解放することに成功、ここにキャプテンは真のヒーローとなった。
しかしヒドラ党は世界征服の計画を着々と進めていた。そしてその首領レッドスカルは、スティーブに先駆けて誕生していた”超人”兵士だったのだ。

<マーベル・シネマティック・ユニバース>の第5弾で、ほぼ全篇が第二次大戦中というのはヒーロー物には珍しい展開かと。
チビでガリガリの青年が薬物によって超人になるというのは、例えて言えばスポーツ選手のドーピングを肯定してるみたいでちょっとヤバイのかなあと思わないでもないけれど、スティーブが全くの人格者だからキャプテン・アメリカには負のイメージがまるでない。
その分面白味のない人物で、キャラクターとして魅力的かと問われると答えに窮するが、それが後に『アベンジャーズ』で他のヒーローたちとアンサンブルを形成する際に、キャラクターを際立たせる要素となっていた。

ラストシーンがそのまま『アベンジャーズ』へと繋がるので、キャプテン・アメリカ単独の作品としては如何なものかと思うが、次回作への期待は弥が上にも高まるのである。

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Re: 「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」
投稿日 : 2012/07/13 15:21
投稿者 久保田r
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 キャプテン・アメリカは、マーベル・コミック社のコミックスに登場するヒーローの通称。キャプテン・アメリカとなった人物の本名はスティーブ・グラント・ロジャースと言い、早くに両親を亡くし、小柄で身長も低く、幾度も徴兵審査に落とされるほどの貧弱な体の持ち主。しかし、彼は人一倍強い愛国心を抱いており、彼の素質を認めたアースキン博士の開発した血清による人体改造の実験を受け、背が伸び、逞しい体格となり、超人的な身体能力を持つキャプテン・アメリカとして生まれ変わった。

 作品の始めの方で徴兵審査の順番待ちをする主人公、スティーブ・グラント・ロジャースの姿を見た時は、おそらく彼がキャプテン・アメリカになるのだろうと分かっていてもその貧弱な体つきにちょっとしたがっかり感を覚えたのは事実。続くスターク社の行う万博会場でアースキン博士に見初められ、軍に入隊してからも弱々しい体つきの彼はまるで大男の中の子供のようで訓練の様子を見るのは痛々しいほどだった。しかし、愛国心と諦めない不屈の精神が彼の最大の長所であり、おそらく危険に立ち向かう勇気は軍の中でもピカイチ。アースキン博士の開発した血清を注入される際には、装置の中で悲鳴を上げながらも「耐えられる!続けてくれ!」と叫び、そして見事彼はキャプテン・アメリカとなった。

 星条旗をモチーフとしたデザインの盾を持って戦うロジャースの姿は、アメリカ国を一身に背負ったヒーローという雰囲気があり、見た目にも分かりやすい”いかにも”なヒーロー像であるが、彼の元々の性格が優しさと正義に満ちているため、公明正大な強さとなって描写されている点が良いと思った。常に持ち歩いている武器が盾というのも、彼の性格とマッチしており、防御しつつ盾を駆使して敵を倒しながら前へ前へと進み、敵の中枢へと入り込むという理に適った戦い振りにぶれがなく、総じて見やすく分かりやすい作品になっていたように思う。

 ヒロインのペギー・カーターとの絡みも適度な距離を保ちつつ徐々に惹かれ合っていく様子が丁寧に描かれてあって良かった。彼女の見せ場は、暴走する車に向かって発砲するシーン。強くてかっこいい。そして、新しい盾を持つスティーブに向かって発砲するシーンと、ラストのワルキューレを操縦するスティーブとの通信を介しての会話。彼女の軍服姿から漂うストイックな色気と美貌が、真っすぐな強さを持つスティーブと丁度いいコントラストを描いており、お似合いの二人として描かれていて良かった。

 そしてキャプテン・アメリカの活躍にはこの人ありのハワード・スタークも脇役ながらかっこいい。『アイアンマン』のトニー・スタークの父親にしてキャプテン・アメリカを技術面から支え続けた人物。トニー・スタークの父親らしくペギーをフォンデュに誘うなど女性に甘い一面を見せつつも、キャプテン・アメリカのためにテクノロジーを注ぎ込む姿は全くもって頼もしい。こうしてスターク父子は、二代に渡ってアベンジャーズに携わっているのだと思うと親子の絆が感じられて嬉しくなった。

 シュミットを倒し、ワルキューレごと不時着した氷の中で70年の眠りから目覚めたスティーブの前にニック・フューリーが現れる。さぁ、いよいよアベンジャーズの面々が会す時。
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