「マン・オブ・スティール」
投稿日 | : 2016/06/30(Thu) 20:21 |
投稿者 | : Excalibur |
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監督:ザック・スナイダー
製作:チャールズ・ローブン
製作・原案:クリストファー・ノーラン
製作:エマ・トーマス/デボラ・スナイダー
脚本:デビッド・S・ゴイヤー
製作総指揮:トーマス・タル/ロイド・フィリップス/ジョン・ピーターズ
音楽:ハンス・ジマー
ヘンリー・カビル/エイミー・アダムス/マイケル・シャノン/ケビン・コスナー
ダイアン・レイン/ローレンス・フィッシュバーン/アンチュ・トラウェ
アイェレット・ゾラー/クリストファー・メローニ/ラッセル・クロウ
2013年
スーパーマンのリブート
投稿日 | : 2016/06/30(Thu) 20:24 |
投稿者 | : Excalibur |
参照先 | : |
バットマンに続いてスーパーマンを復活させた「スーパーマン・リターンズ」が、期待していたほどの成績を収められなかったために続編企画を凍結。バットマン復活の立役者クリストファー・ノーランをプロデューサーに迎え、リブートを施した<DCフィルムズ>の第一弾。
ファンならば「マン・オブ・スティール」が誰のことなのかは承知のことなのだろうが、タイトルから「スーパーマン」の単語を外したのは大英断で、これは新生バットマン映画が<ダークナイト・トリロジー>として認識されていることを受けてのことだろう。
スーパーマン=カル・エル=クラーク・ケントの二人の父親、実父ジョー・エルをラッセル・クロウ、養父ジョナサン・ケントをケヴィン・コスナーが演じているが、旧作でジョー・エルを演じたマーロン・ブランドほどの悪目立ちもせず適度な存在感を発揮。
またヒロインのロイス・レーンが最初から積極的に物語に関わっているのも良い。「スーパーマン(カル・エル)=クラーク・ケント」、その彼の苦悩、葛藤を知った上で良き協力者になり、それが恋愛に発展していくというのも現代的なヒロイン像だろう。主役のヘンリー・カビルがヒーロー然とした役者ではなく、存在感はあっても若干地味なのも今回は好印象。
ただ<ダークナイト・トリロジー>同様自分の好みの作品ではないことも確かで、今後の<DCフィルムズ>の先行きに一抹の不安が。ライバルの<マーベル・シネマティック・ユニバース>ほどの期待感は抱けていない。
このリブート作も期待ほどの反響ではなかったようだが、果たしてマーベルスタジオを凌駕出来るだろうか。