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「海の交響曲」 ヴォーン・ウィリアムズ
投稿日 : 2008/06/03 22:30
投稿者 Excalibur
参照先
イギリスの作曲家レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの書いた最初の交響曲で、後に「交響曲第1番」とも呼ばれるようになりました。
アメリカの詩人ウォルト・ホイットマンのテクストを用いて作曲されたという4楽章形式の作品なのですが、第1楽章から声楽パートがフル稼働。全編にわたって独唱・合唱が使われているというのは交響曲としては異質なのではないでしょうか。かなり豪華な感じがします。

しかし聴いていても、あまり「海」を感じることはありません。
確かに自分の感受性が鈍いということもあるのでしょうが、ドビュッシーやリムスキー=コルサコフだと「ああ、海だなぁ」という雰囲気も味わえるのですが、この曲は・・・・・・。

実際この曲は、「海」そのものをテーマにしたものではなく、その「海」へと乗り出していく人間たちの<フロンティア・スピリッツ>を謳い上げたものだそうで、そう考えると”大航海時代”の息吹を感じられるような気もしてくるから不思議です。
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