
交響組曲「シェエラザード」リムスキー=コルサコフ
投稿日 |
: 2001/03/21 22:28 |
投稿者 |
: Excalibur |
参照先 |
: |
高校時代、何かのきっかけで友人がこの曲のファンだということを知ったのだが、「シェエラザードってなに?」というのが最初の疑問だった。
後になってシェエラザードというのが女性の名前であり、題材となっているのがあの<アラビアン・ナイト>の物語だということを知ったのだが、私の知識は「アラビアン・ナイト? アラジンやシンドバッドが出てくるアレかぁ?」という程度。どうにもイメージが浮かばなかったのが正直なところである。

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サルタン・シャリアールは
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: 2001/03/21 22:28 |
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: Excalibur |
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女性不信に陥り、一夜を共にした女性は必ず翌日殺してしまおうと誓った。
大臣の娘シェエラザードは一計を案じ、自らシャリアールに身を任せ物語を聞かせたのである。王はその面白さにシェラザードを殺すのを躊躇い先延ばしにし続け、ついに毎晩毎晩、千一夜にわたって面白い話を聞かせ続けたシェエラザードは王の残酷な誓いを捨てさせ、王妃となった。
――というのが、リムスキー=コルサコフによる全曲に対する標題。
曲はアラビアン・ナイト物語に材をとった4楽章から構成され、メロディーやリズムなど多種多様で楽しめる作りであるが、語り部である<シェエラザードのテーマ>がヴァイオリンで奏でられて随所に盛りこまれ、統一感をもたらしている。

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