ジャン・シベリウスは1865年生まれのフィンランドの国民的作曲家。亡くなったのは1957年なので、今年は没後50年にあたります。
ということで、去年の＜モーツァルト・イヤー＞ほどではありませんが、シベリウスも脚光を浴びるようになっています。

シベリウスというと、どうしても「交響詩≪フィンランディア≫」が取り上げられる機会が多く、自分も他には「悲しきワルツ」とか「ヴァイオリン協奏曲」を知っている程度でしたが、最近耳にしてすぐに気に入ったのがこの表題曲。
元々は劇音楽だったものを、序曲と３曲（「間奏曲」「バラード」「行進曲風に」）の組曲に再構成したものだそうですが、なかでも「行進曲風に」はすっかりと”マイ・ブーム”になっております。

おそらく以前にも耳にしていたとは思うんですが、その時は全く印象に残っていなかったんですねぇ。この曲を取っ掛かりにして管弦楽曲集などシベリウスのＣＤを色々物色するようになったんですが、あまり種類がない（出てない？）ことにはちょっとビックリ。もっとメジャーな作曲家だと思っていたんですが・・・。

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