「交響曲第9番」ベートーヴェン
投稿日 | : 2000/12/24 02:18 |
投稿者 | : るーてる |
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この季節になると聴きたくなるのが第九。
(が、海外だとチャイコフスキーの「くるみ割り人形」や年越した
後はシュトラウスの「こうもり」の方がメジャーなようですが)
騙されていると思いながらも、つい行ってしまいます。
コンサートはともかく、おもしろいのはケーゲル、マタチッチ、メ
ンゲルベルク。名盤としては1951年録音のフルトヴェングラーが有
名です。
フルトヴェングラーの演奏は、足に地のついた万人受けするだろうな、
という演奏です。一方でケーゲルは狂気です。ショスタコーヴィチで
も聴いているような気分になります。また、マタチッチは演奏自体は
フルトヴェングラーの51年録音に匹敵する、しかも録音が新しい分聴
きやすいと思うのですが、4楽章に入るとハンガリー語で違和感が大
きいです。そこで吹き出してしまうか、演奏に素直に感動できるかが
真面目なクラシックファンと僕のように不真面目な人間との差かもし
れませんが……。メンゲルベルクは根本的に変です(笑 一番最後、
楽譜に「アッチェルランド」と書いてある部分を遅くするんです。何
が起こったか、初め把握できませんでした(--; 2楽章はねとーっと
甘いんですけどね。
有名な曲ゆえに、指揮者ごとに聴き比べやすいです(笑
Re: 「交響曲第9番」ベートーヴェン
投稿日 | : 2003/12/28 11:38 |
投稿者 | : Excalibur |
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この曲は第一楽章、第二楽章がイケイケドンドンで、第四楽章がご存知「歓喜の歌」ですから全体的にハイテンションなわけですが、その中でちょっと場違いな印象を受けるのが静かな第三楽章。
まぁバランス感覚なんでしょうけど、これがなければ一気に突っ走ることも可能なのかな、と。
あ、ちなみに第四楽章には合唱団が参加するわけですが、第二と第三の合間にドヤドヤ入ってくるのが一般的なコンサートでのスタイルなんですか?長い曲だから最初からスタンバっているのも辛いでしょうし、入ってきていきなり第四楽章ってのも難しいんだろうなーとは思いますけど、なんだか興醒めでもあります、第三があまりにも大人しい曲調なだけに。