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「動物のお医者さん」 佐々木倫子
投稿日 : 2008/04/08 15:36
投稿者 久保田r
参照先
 1987年〜1993年、白泉社「花とゆめ」にて連載。コミックは全12巻(文庫版全8巻)。シベリアンハスキー犬のチョビ(雌)と、飼い主のH大学獣医学部に通う西根公輝(にしねまさき。愛称はハムテル又はキミテル)を主人公とした動物を扱ったコメディータッチの漫画。シベリアンハスキーブームのきっかけとなった作品。

 この作品の魅力は、やはりなんと言っても、顔は般若のようで怖いけど性格は温厚で人なつこいチョビの存在。忍耐強く忠実なチョビは、H大学獣医学部のマスコット的存在。ハムテルといつも共に行動し、様々な人間と動物と親交を深めている。

 そして、個性豊かな登場人物も魅力の一つで、ハムテルの友人の二階堂は、獣医学部の学生なのにネズミが大嫌いだし、菱沼聖子は、変わった体質とマイペースな性格の持ち主でユニークな存在だし、漆原教授は、破壊的なパワーの持ち主でトラブルメイカーだし…その他にも馬が好きな菅原教授や犬の苦手な小泉という学生や菱沼のライバルの綾小路など、バラエティ豊かなキャラクターがたくさん登場する。

 獣医学部に通うハムテルの学生生活がメインとなっている為、恋愛シーンなどの色っぽい展開はまったくなく、陽気でほのぼのとした動物漫画が繰り広げられている。1話ずつ読み切りとなっていて、どこからでも読みやすい作品。チョビの存在に癒されるおすすめの漫画。

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