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「原色恋愛図鑑」 松苗あけみ
投稿日 : 2008/01/05 17:02
投稿者 久保田r
参照先
1992年2月1日 (株)小学館 ビッグコミックス
<収録作品>
「幼馴染みな鶴と亀」
「狸が狐を愛する時」
「鯉と金魚が滝壺で」
「馬の耳に愛の念仏」
「豚に、真珠と男の愛を」
「夏の終わりに蝉時雨」
「二匹目のドジョウに赤い糸」
「猿山の天辺に美意識が」
「薄羽蜉蝣に幸せの歌を」
「二兎を追う奴ほど悲しい狩人」
「浮気な牝猫の完全なる結婚」

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Re: 「原色恋愛図鑑」 松苗あけみ
投稿日 : 2008/01/05 17:02
投稿者 久保田r
参照先
 作者の松苗あけみさんは、絵が綺麗で尚かつストーリーに勢いがあってお気に入りの漫画家。その松苗さんが描く妙齢の男女の恋愛と結婚をテーマにしたオムニバス・コミック。

 タイトルを見て気付くのは、全てのタイトルに動物が入っており、作品の主役の男女を例えていること。どれもユニークなタイトルばかりだが、どの作品も内容がコミカルなので、ダラダラと続いている恋愛も勢いで始まった恋愛も不倫絡みの恋愛もどれも楽しくさらっと読むことができる。

 発売年が1992年となっているので、登場する男女の服装やお店などにバブル景気の名残を思わせるが、恋愛中の男女の行動パターンというのは時を経てもあまり変わりはないもの。ロマンチックなデートスポットというのは、今も当時もあまり変わらない。このコミックでは、「幸せを手に入れるぞー!」と妙齢の男女が恋に躍起になり、だけどやっぱり分相応な相手に落ち着くんだよねという恋愛の過程を楽しく描いている。
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