テレビ局を舞台にした漫画。
　しかしこの漫画にはドロドロとした人間関係や野心を持つ人間は登場しない。
　淡々とテレビ局の日常が描かれる。
　何故かその淡々さが笑いを生む。

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　ローカルテレビ局【北海道☆テレビ】に入社した雪丸　花子二十三歳。
（会社名は【ほっかいどうほしてれび】と読む）
　報道部に配属されたその日、大雨中継に駆り出され、キャスターとしてニュース中継を行い、勢いで猿との救出格闘も行ってしまう。
　妙な視聴率を叩き出した彼女の活躍を冷ややかに見る同期の山根　一（やまね・はじめ）。更に入社試験の頃から気にいらない存在だった事を思い出す。
　やがて山根は雪丸が謎の採用枠〔バカ枠〕で採用されたらしいと悟る。
　現実に彼女が関わるとおおごとになる事が多い。
　だがまだ彼は気付いていなかった。雪丸以外にも〔変〕な人が多い事を。

　だからこの漫画の主人公は、北海道☆テレビの人間全員とも言える。

　一応フィクションだが、なんとなく雪丸に似ている人をモデルにしたテレビ局じゃない局で、見かけた・・・。

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