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「ナオミだもん」 こだま学
投稿日 : 2010/11/04 17:59
投稿者 久保田r
参照先
 4コマ漫画雑誌「まんがタイム」系列にて1989年より長年連載されていた作品。主人公のOLの乙瀬ナオミが、同僚の秋山さんに片思いを続けているというのがメインの設定となっており、他の個性豊かな同僚と絡みながら、ダジャレやギャグを織り交ぜて明るくお茶目なOLライフを繰り広げている。

 4コマ漫画に於ける恋愛物の草分け的な作品で、連載当初は、主人公ナオミのドジぶりをオチとしたスタイルがメインであったが、1993年に女性をターゲットとした4コマ漫画雑誌「まんがタイムラブリー」への掲載がスタートしてからは、より恋愛傾向の強い作風へと変化。この雑誌への掲載を機に、ナオミと秋山さんの関係は急速に進展し、ナオミの告白を受け入れてふたりはつき合うこととなる。だが、秋山さんが恋愛ごとに疎いため、キスより先の色っぽい展開はなく、さわやかな交際を続けるふたりを取り囲むキャラクターたちがからかいながら見守る内容となっている。コミックスは全16巻。

 私が読み始めたのは、連載が始まってすぐの頃で、明るく元気なドジっ娘のナオミが楽しくてコミックスも全部集めた。が、しだいに恋愛色が濃くなり始め、ナオミが何かにつけ「秋山さん。秋山さん」を連発するようになってからは、面白さの内容が変わっていったので以前ほど気を入れて読むことはなくなった。だが、それでも色恋沙汰を除いた部分ではキャラクターの個性が楽しくて読み続けていった。ナオミの周囲には、ナオミのことを好きなキャラばかりではなくて、嫌っているキャラもいるところも面白さのポイント。母親とのバトル、同僚との絡み、何より好きな食べること。これらが楽しい作品。

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