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「からかい上手の高木さん」 山本崇一朗
投稿日 : 2020/09/11(Fri) 22:17
投稿者 Excalibur
参照先
平凡な中学生「西片」と、そのクラスメイトで、成績優秀かつスポーツ万能な美少女「高木さん」を主人公にしたラブコメディ。
小学館の「ゲッサン」に連載中で現在単行本は14巻まで刊行され、2期に亘ってテレビアニメ化もされている。

毎回のお話は、隣の席の「高木さん」にからかわれた「西片」が、何とか仕返しをしようとするものの、考えてることがすぐに顔に出たり、「高木さん」のリアクションを深読みしすぎたりでいつも上手くいかず、「高木さんめー!」とリベンジを誓う、というパターンの繰り返し。

実は「高木さん」はかなり大胆に「西片」への好意をストレートに表明することもこともあるのだが、「西片」が鈍感で気づかなかったり、からかってるだけだと思われて今のところ伝わっていない。
ただ周囲のクラスメイトからは、登下校や休みの日に一緒にいるところを目撃されたりで、二人は付き合ってるに違いない、と思われているが、当の二人はそれを否定している。

作中では一年生から二年生へと進級したが、同じクラスで席が隣同士なのは相変わらず。
また終始主導権を握っているのが「高木さん」なのも変わらないが、彼女本人はあと一歩を踏み出す勇気がないことを自覚しており、今後の二人の関係がどうなっていくのかは要注目。

といっても十数年後と思われる未来を描いたエピソードもあり、そこでは「西片」と「高木さん」が結婚していて「ちー」と呼ばれる娘がいることも明らかにされている。
ハッピーエンドは約束されており、後はいつ、どういう切っ掛けで二人が正式に付き合うようになるかが気になるところだ。

『高木さん』に先行する作品に『あしたは土曜日』があり、この作品の主人公のミナ、ユカリ、サナエの3人組はクラスメイトとして登場。そして『あしたは土曜日』の中にも「西片」と「高木さん」が登場するエピソードがある。

またスピンオフ漫画として稲葉光史の『からかい上手の(元)高木さん』と寿々ゆうまによる『恋に恋するユカリちゃん』がある。
『(元)高木さん』は二人の結婚後の話で、こちらは現在10巻まで、そして『ユカリちゃん』は『あしたは土曜日』のほぼリメイクと呼べる作品で、こちらは全5巻で完結した。

また同じ山本宗一朗作品の中では『ふだつきのキョーコちゃん』が世界観を共有していると思しき描写があり、『くノ一ツバキの胸の内』にはコラボ企画として「高木さん」が登場するエピソードもある(こちらはオマケ扱いなので、完全な番外編だろう)。

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