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「エイリアンVSプレデター」
投稿日 : 2001/04/06 23:58
投稿者 Excalibur
参照先
辺境に位置するある植民地惑星に、謎の宇宙船が墜落。それは恐るべきエイリアンの卵を運ぶ船だった。やがてそれを追って狩猟民族プレデターの宇宙船も飛来。たちまちコロニーは人類、エイリアン、プレデターの三つ巴の戦いの場と化してしまう・・・。
アメリカン・コミックでは、同じ出版社の作品は一つの世界を共有するというのがお約束で、例えばD.Cコミックス作品だと『スーパーマン』や『バットマン』『ワンダーウーマン』等々は共通の世界観を持ち、お互いにクロスオーヴァーしている。マーヴル・コミックスなら『スパイダーマン』『Xメン』『超人ハルク』などがやはり作品の枠を越えて競演を果たしている。
新興のコミックス会社であるダークホース・コミックスも例外ではなく、ここは映画作品のコミック化権を入手することによって自前のキャラクターとし、同様のクロスオーヴァーに活路を見出した。
その先駆けがこの『エイリアンVSプレデター』。この大ヒットによってダークホース・コミックは続々と同傾向の作品を生み出している。D.Cから借りうけたバットマンやスーパーマンと、自社キャラクター(!)であるプレデターやエイリアンとの対決作品やターザンとの競演作、はたまた『ロボコップVSターミネーター』(!!)などなど興味深いタイトルが並ぶ。実は『ゴジラ』や『ガメラ』のコミック化権も持っているので、いずれゴジラとエイリアンが戦ったり、或いはゴジラとガメラの対戦が実現する可能性だってあるのだ! そもそもこの作品の発想も、映画『キングコング対ゴジラ』が念頭にあってということらしいし。
コミックのヒットにあやかってフィギュアも多数発売。一部は日本でも出回り、今でも店頭に置いている所もあるくらいで、今度はトントン拍子に映画化の企画も浮上(どちらも20世紀フォックス作品だし)。ただ、本家『エイリアン』シリーズ復活のあおりを食って中断したままなのがちょっと残念。どこまで本気でやろうとしていたのかは不明だが、アクション重視とはいえ見せ場はタップリだし、主人公が日系人女性というのもなかなか食指をそそられる設定なんだがなぁ。

script Randy Stradley
pencils and inks Phill Norwood
pencils Chris Warner
inks Karl Story
    Robert Campanella
 
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