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「新宇宙戦艦ヤマト」松本零士
投稿日 : 2001/05/06 00:52
投稿者 Excalibur
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「待望の」なのか、「何で今さら(爆)」なのか、復活した『宇宙戦艦ヤマト』の続編。
その噂は数年前からあって、そのうちに作者本人が「パート1に直結する作品にする」とかなんとか発言しはじめたものの、いつのまにか「世代交代させるかも?」となり、遂にはパート1から1000年後の「西暦3199年」を舞台にスタート。しかも主人公はかつての乗組員ソックリな直系の子孫たち。名前までも代々受け継ぎ、「古代進32世」と名乗っているんですが、うーん、それじゃあ世代交代させた意味がないような気もするんですがねぇ。なんで素直にパート1を受けた作品じゃいけなかったんでしょうか。
ま、ともあれ不思議な縁に結ばれた(笑)面々がヤマトに集結し、復活したヤマト(グレートヤマトと呼称される)に乗って旅立った・・・はずなんですけど、一向に旅が始まらず(苦笑)に地球の周回軌道をウロウロして早何ヶ月? 月刊誌連載でこの遅いペースは正直言ってかなりツライです。
そもそも連載開始(’00年4月号)から既に1年以上経つのに、思わせぶりなだけで殆どストーリーが展開していないのは、色々事情はあるのでしょうがちょっと読者を置いてきぼりにしすぎる嫌いはありますね。
近年の『銀河鉄道999(新)』をはじめとする色々な作品とのリンクも顕著で、相手方として出てくるのはやっぱり<ダークィーン>とメタノイド。ヤマトの同型艦のまほろばもしっかりと出てきたりと引きは充分なんですが、掲載誌の後ろのほうに押しやられたり、ページ数が減ったりとまことに前途多難な航海ぶりであります。
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コミックGOTTA特別編集
投稿日 : 2002/02/03 23:29
投稿者 久保田r
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 ヤマトというと、思い入れが深いだけに、様々な思いが去来していて、どう綴ったら良いのだろう、という逡巡が少なからずあります。
 『新ヤマト』自体については、動き出したからには、松本先生の思いの丈を余すところなく発揮して欲しい、という気持ちがあります。『ヤマト』は、巨大作品となって、多くの人の手が入り、『さらば』という作品が生まれましたが、『さらば』が果して松本先生の思い描いていたヤマトの姿なのかどうか、というのは、結局のところ、松本先生ご本人にしか分からないことですから、『新ヤマト』が、1000年後という時代設定であるにもかかわらず、こだわりを持って『ヤマト』の時と変わらぬ登場人物で描こうとするならば、『新ヤマト』にこそ、松本先生の描きたかった『ヤマト』の姿があるのではないか、という期待と希望が私の中にあります。
 1000年後未来でも『ヤマト』の時と同じ乗組員の名前。遺伝子をそっくりそのまま持って来たかのような『新ヤマト』乗組員は、初めての逢瀬でも「久し振りだなぁ、1000年前と変わらない」という台詞で、まるで旧友に会うかのような親しみを伝えて来ます。それは、かつて、ブラウン管のこちら側で自分もヤマトの乗組員になった思いで『ヤマト』を見ていた我々に訴えかけているようでもあります。あの時味わった『ヤマト』の航海が『新ヤマト』によって蘇ることになるのか。期待と不安は、そのまま『新ヤマト』乗組員の気持ちであり、我々は、新乗組員と共に『新ヤマト』の航海を体験して行くことになるのだろう、と、感じています。
 この「コミックGOTTA特別編集」は、ヤマトが始動し、ヤマトにスターシアシップがドッキングしたまでが描かれています。「総集編」という形にはなっていますが、まだまだ序盤の展開で、物語はまだ大きな動きを見せていません。古代、島、ユキ、沖田、スターシアの出会い。物語はどんな進路を見せてくれるのか。『新ヤマト』のこれからに期待です。
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そして旅は続く――
投稿日 : 2002/01/15 21:51
投稿者 Excalibur
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インターネット特別公開と銘打たれている、WEB連載の第1回(なのだろうか)は、第17話というよりも、16話の間に入るエピソードという感じである。というのは16話のラストでヤマトは全乗組員を収容し、まほろばに別れを告げて旅立って行くのだが、今回のストーリーではヤマトとまほろばがドッキング。乗り移ってくる新乗組員の教育が妖に委ねられる、という展開だからだ。
これからの展開に不安を残す再スタートではある。
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#16 「回帰時空砲」
投稿日 : 2002/01/14 20:04
投稿者 Excalibur
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ヤマト・まほろば両艦から発射された回帰時空砲により、ブラックホールは消滅した。そしてヤマトは、まほろばから新たな乗組員を収容した。ヤマトの新たなる旅立ち、それは西暦3199年1月25日23時59分9秒・・・。
ということで残念ながら掲載誌が休刊。単行本化する際にこの16話はかなりの分量を描き足しているのだが、見開き大ゴマの多用で、水増しとまでは言わないが、読み応えというか充実感はまるでない。少なくても16話、単行本にして2巻を費やして描写する内容ではないだろう。凝縮すれば4〜5話で充分描き得る展開だし、またそれだけ濃縮された「熱い」ドラマが見たいのだ。かつてのTVシリーズで言うならば、ヤマト発進までの3話分程度のドラマ内容で、2クール丸々見せられたような気分である。TVシリーズなり劇場映画なりで映像化が実現したあかつきには、メリハリの効いた演出を期待したい。
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#15 「地球は宇宙のまほろば」
投稿日 : 2002/01/13 23:13
投稿者 Excalibur
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移動性ブラックホールに対して攻撃体制に入るヤマト、そしてまほろば。
その最中、妖は自分のことを語り始めるのだった。
――といっても断片的な語りであって、核心に迫るものではない。もしかすると作者としては決め台詞なのかも知れないが、残念ながらそうは受け取れない。勿論、想像の翼を羽ばたかせることは可能だし、自由ではあるのだが。
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#14 「会合」
投稿日 : 2002/01/12 23:43
投稿者 Excalibur
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ヤマトの僚艦、その名は「まほろば」。1000年間ヤマトを陰で支えてきた沈黙の超時空戦艦。
月面で邂逅したまほろばとヤマト。まほろばは乗組員をヤマトへと移乗させようとするが、その時移動性ブラックホールが出現する!
まほろばの存在はヤマト乗組員の誰も知らず、羽黒妖、スターシアの娘、そしてドクター理霊の3人のみが知っている、ということらしい。ヤマトを「陰で支えてきた」とは一体どういうことなのだろうか。
現在のところ『超時空戦艦まほろば』は未完で、しかも『ヤマト』との接点を匂わせるものはこれといってない。その謎はどちらの作品で明らかにされるのだろうか。
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#13 「僚艦登場」
投稿日 : 2002/01/11 23:30
投稿者 Excalibur
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またまた思わせぶりな新キャラクター、その名もドクター理霊という女性が登場する。今後の展開の鍵を握りそうな人物ではあるのだが、そのまま忘れ去られるのもよくあること。ここはじっくりと今後の再登場に期待しよう。
そしてヤマトの僚艦として姿を現したシルエットは・・・・・・?!
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#12 「発進」
投稿日 : 2002/01/10 22:03
投稿者 Excalibur
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宇宙戦艦ヤマトの発進。これは勇壮に描いて欲しいというのがファン共通の願いだろうが、ヤマトはなんとなーく周回軌道を廻り、今また誰も手を触れていないのに周回軌道を離れて月へと向かう。人知を越えた生体メカ的な描写も悪くはないが、登場するものすべからく――では特色でもなんでもない。
もっともヤマトを意志あるものの如く表現するのは、ある意味シリーズの伝統でもあるのだが。『さらば宇宙戦艦ヤマト』のクライマックス然り、『完結編』での一敗地に塗れての地球への帰還然り、である。
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#11 「スターシア」
投稿日 : 2002/01/09 22:36
投稿者 Excalibur
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妖の輸送艇を着艦させるために、スターシアシップは切り離されることに。スターシアはヤマトと共に旅立つことを皆に告げる。
このスターシアは、かつてのスターシアの娘という設定。生命体の寿命は、生命体自身の体質資質や、互いの存在した位置関係での相対速度によって異なる、というエクスキューズは用意されているものの、スターシアだけ二代目の必然性はあるのだろうか。
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#10 「友との再会」
投稿日 : 2002/01/08 21:25
投稿者 Excalibur
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スターシアシップはヤマト下部の第三ハッチへ着艦した。その開閉操作に戸惑う古代の前に、島大介が現れる。厳密には古代も島も子孫だから、「友」とも呼べないし「再会」でもないのだが・・・・・・何故に1000年後に舞台設定したのだろうか。数年後なら(数十年後でも)もっとスッキリするのだが。
当時のキャラクターをそのまま使うにはなんらかの支障(例えば権利関係など)があるか、さもなければ『さらば』(『ヤマト2』)以降『完結編』までの流れを曖昧にしておく必要があったか、のどちらかではないかと推測はしているのだけれども。
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#9 「生命宿る時」
投稿日 : 2002/01/07 21:22
投稿者 Excalibur
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佐渡をヤマトへ降ろし、再び乗組員を迎えに向かう羽黒妖。
沖田艦長は地球防衛司令部へ、地球へ接近しているスターシアシップの進路を妨害するな、と警告する。そしてスターシアシップはヤマトへドッキングする。
週刊誌連載ならこのページ数、この展開も許されるだろうが、これは月刊誌だ・・・。
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#8 「無限への旅立ち・2」
投稿日 : 2002/01/06 16:32
投稿者 Excalibur
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佐渡は妖と共にヤマトへ。「あんたは乗組員の誰の子孫かね?」と問う佐渡に、妖は答える。
「すぐにわかります・・・・・・すぐに・・・・・」
この手の展開ですぐに明かにされた試しはないのがお約束。というよりも物語の展開につれて、この基本設定が忘れ去られることもしばしば。もっと作品を、キャラクターを大事にして欲しいものだ。細かいところが気になるファンだっているのだから。
そしてヤマトへ乗り込むべく、イスカンダルからスターシアの娘が登場――。
今回、司令の台詞にこんなのがある。
「ヤマトなど存在するはずはない!!」
「空間の概念も時間の概念も光重力の概念についてさえも無知な・・・・・・・・・」
「それで何もかもこの宇宙さえ、自分でつくったと思い込んでいた哀れな男が、1000年前に粉砕したことになっているのだ。」
これがある人を皮肉ったとファンの間で物議を醸しているのだが、さて・・・?
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#7 「無限への旅立ち・1」
投稿日 : 2002/01/05 23:35
投稿者 Excalibur
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遊星爆弾(モドキ)に北極の氷と岩の天蓋を吹き飛ばさせて、ヤマトは発進した。乗組員の到着を待ちながら地球の周回軌道を巡ることに。
佐渡と妖の二人を射殺しようとする司令を、妖は一笑する。
このあたりから大ゴマ多用でページ数激減。理屈っぽく思わせぶりな台詞の応酬で、マンガとしての面白さは極端に失われていく・・・。
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#6 「時は満ちた・・・」
投稿日 : 2002/01/04 23:01
投稿者 Excalibur
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二人を迎えたのは沖田艦長だった。戦闘班長席を前に、熱い想いにとらわれる古代。
「『電影クロスゲージオープン・・・・・・』代々我が家の「寝言」で有名な言葉です・・・・・・」
個人の記憶が1000年間も常に受け継がれているのだろうか。それはそれで怖い世界でもあるが。
一方、佐渡は謎の存在(ヤマト)について、地球防衛軍司令部に喚問に呼ばれていた。その佐渡を、羽黒妖が迎えに行く。
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#5 「虎は目覚めた」
投稿日 : 2002/01/03 21:33
投稿者 Excalibur
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再会した古代と雪(の、それぞれの子孫)は、ヤマト艦内へ。
「1000年たってやっと巡り合えた(つまり、初代?の古代と雪は結局結ばれなかったということ)」というのはどうにも納得いかない設定なのだが、その必然性はどこにあるのだろうか。
ともあれ二人は艦内放送に導かれて第一艦橋へ。そこで二人を待っていたのは――。
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#4 「大氷底海」
投稿日 : 2002/01/02 22:58
投稿者 Excalibur
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北極点の氷の下に眠るヤマト――。
ヤマト初登場のビジュアルとしてはインパクトがある。土星の衛星タイタンや日本アルプス山中の秘密ドックなど、ヤマトと雪や氷は決して相性が悪いわけではない。
羽黒妖は「ヤマト誕生の1000年前からの縁」ということを言っているが、これは今後の物語の中できちんと描かれるのだろうか。設定では「九尾の狐」やら「殺生石」に関係するキャラクターらしいが、そうすると安倍晴明なども出てきたりして・・・?
突如、遊星爆弾が北極点に落下。遂にヤマト、目覚めの時。
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