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「スラムダンク」井上雄彦
投稿日 : 2001/09/09 23:10
投稿者 久保田r
参照先
1991年2月15日〜1996年10月8日 全31巻 (株)集英社 ジャンプ・コミックス

とっても楽しくて、とても魅力的な作品です。
登場するキャラ達みんなそれぞれにドラマがあり、個性があり、そこから生まれるストーリーに一度読み始めたら釘付けになる作品です。
「スラムダンク」を最初に読んだのは7巻辺りまで出ている頃で、人から借りて読み始めたのですが、1ページ2ページとページを捲る毎に私の目は引き付けられて行って、気付くとその日のうちに7巻まで全部読んでいました。
主人公である桜木花道は、髪を赤く染めたツッパリ高校生。その彼の得意技(?)の一つは、惚れやすいこと。入学したばかりの湘北高校で一目惚れした女の子は、赤木晴子ちゃん。花道は早速告白しますが、速攻でフラれてしまいます。晴子ちゃんには片思いの彼がいたのです。彼の名は流川楓。この流川との出会いで花道の人生が変わって行きます。
自らを天才と呼び、流川にライバル心剥き出しにして、試合を経る毎に着実に成長して行く花道。その花道のみならず、対する相手チームにもチームの責任を負うキャラがいて、それぞれにドラマがあります。バスケの試合と平行して見せる彼らのドラマは、読む者の心を惹き付け、バスケに賭ける少年達の生き様をも描き出しています。
爆発的ヒットを生んだこの作品は、惜しまれながら連載を終えました。あれは第1部だったのだ、という話しも聞きます。もしそれが本当であるならば、是が非でも第2部をいつの日か描き始めて欲しい、と、心の底から切に願う次第です。
現在でも「スラムダンク」の人気は衰えていません。最近、表紙の絵を描き下ろしての完全版が出版されました。ファンの心に生き続ける各キャラクター達。再び巡り会える日が訪れることを祈り続けます───。
 
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「その後」
投稿日 : 2005/06/07 15:08
投稿者 久保田r
参照先
 『SWITCH』という雑誌で、『スラムダンク』のその後を読んだ。これは、作者、井上雄彦が廃校となった学校の黒板に何教室も使って描いたもので、ほんの数日しか公開されなかった幻の”その後”。その黒板に描かれた絵が写真という形で再生されている。

 描かれているのは、運命の山王工業高校に勝ったインターハイから10日後。ほんの10日後という設定であるから花道たちの劇的な未来像などは描かれていないが、それでも『スラムダンク』の続編ということでかなりの反響を呼んだ。そしてもちろん私もかなりワクワクして読んだ。

 読んだ後の感想は、やはり『スラムダンク』は良い。の一言。惜しまれつつ終了したあの頃の花道たちが色あせずに蘇っている。願わくば続編を。今でもそう思わずにいられない幻の”その後”である。
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